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自分の始末② つぐない

2023-11-18 19:35:29 | 日記

宮城松島から生ガキが届きました。いつもシニアサッカーの友が送って下さいます。その日に取れた牡蠣の剥き身です。もちろん生食用です。(新しいということだけではありません)今年もグラマーなころころした牡蠣です。二袋頂き、そのうち一袋は鎌倉の生ガキ大好きなおばあちゃんにその日のうちの送ります。私は生は無理なのでほんの少しだけ火をとおしたバター炒めで食べます。おばあちゃんに牡蠣を送るのに郵便局へ行くと霙が降り出しました。寒いはずです。傘に降りつける霙の音に冬がきたと感じました。

冷たい霙の中で思いました。学童クラブの子どもたちへの「ごめんなさい」は、私がこの仕事をほかのクラブでも続けることではないかと。むかし、むかし大学生になったばかりのころ、私を気に入ってくださった方を振り回すような形でお別れしました。「ごめんなさい・・・」でした。私とその人との仲を取り持ってくれていた方が「今度ほかの人とお付き合いしたら、同じ間違いをしなければいいのよ。その人を大事にすれば」と話してくれました。

鎌倉のおばあちゃんはお茶の先生でサッカー友のお母さんです。母にもっと親孝行してそばにいてあげられればよかったと思い、彼女と親しくさせていただきました。「母への親不幸をつぐなう気持ち」なのかもしれません。

仕事が忙しくどうしてもご病気の奥さまのそばにいてあげられなかった高校のお友達は、とても自分を責められました。「なんでもっとそばにいてやらなかったのか!」と。その彼に、私が大学の時に言われた言葉を伝えました。新しく巡り合った人を幸せにして差し上げられれば、奥さまも喜ばれるわと。

「つぐない」あまり響きが好きな言葉ではありませんが、自分を責めてもどうにもならないことは、次はそんなことのないようなすればいいのではないかと思うのです。

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