暖かい朝。駅伝を見ようか？いや、お仕事でしょう！と思いながら駅伝を見ていると、メールが入りました。長年の親友Yちゃんからです。ちょうど、今日、メールしようと思っていた時でした。105歳になるお母さまを、ご夫婦で自宅で介護しています。週に3日は介護施設にお願いしていますが、認知症のお母さまを夜のトイレの世話まで二人でお世話、最近ご主人は腰を痛めていて思うように介護ができません。そこまでしなくても…と思うような介護です。
「おはようございます。母が亡くなりました」のメール。いつかは受け取らなくてはならない訃報でしたが、その時になって、言葉がありませんでした。彼女は大丈夫だろうか・・・。あまりにも重い。いつ亡くなられたかはわりませんでしたが、幾分、正常になられたのでメールくださったのでは。お悔やみにお花を贈ることしかできませんでした。
一番古い思い出は、彼女の実家へ遊びに行ったとき（40年くらい前かな）夕食に出てきたお母さまの煮たカボチャが甘くて美味しかったことです。それが妙に印象に残っているのです。お父様の影にいたようで、実はとてもやさしくて芯の強い人でした。そう、コスモスの花のような方です。
きっと、Yちゃんのことをまだ心配だったのでは？そんことも思いました。やさしすぎる母子です。今日は、何か落ち着きません。自分の母の死よりも重かったです。
最近、ぎりぎりの叫びというようなメールが入ります。きちんと受け止めています。家族には言えないし、仲間にも言えない・・・。私なら誰にも言わないだろうし、状況は少しわかるだろうし・・・。
そんな役割の年になりました。
