11月・霜月になりました。22度を越える暑いくらいの日が続きます。これは「晩秋の残暑」というそうです。あと2か月で今年も終わります。
崩れた体調はなかなか元に戻りません。のどの痛みや咳はだいぶ落ち着きましたが、熱が37度前後で、平熱が低いの少し厳しいです。体中の病原菌が暴れているようで、動くと頭が痛くなります。(すぐ止むのですが)股関節も痛めたのか痛みがあります。今日は、だいぶ楽になりましたが、原因不明です。たぶん、動きすぎなのでしょう。
できることは寝ていることだけです。治るには安静しかないようです。今日はネットの記事で宗教家の釈撤宗さんと評論家でキリスト者の若松英輔さんの対談記事がありました。浄土真宗とキリスト教の一致する部分もあるといようなお話です。そのなかに、「利他」ということが出てきました。利他とは?ほどこしとか無償とかいう言葉もありましたが、ほどこしは「うつわ」ではなく「風が通るようなもの」という話でした。無意識の中で風が過ぎていくように行われること。そういう行いを利他というと。
感覚的にはとてもわかる気がします。私などはつい意識の中で「これでございます」と差し出しているような気がします。でも、この風が通るようなものにあこがれずにはいられません。
朝のスクールガードを休んでいます。起きられないのです。7時34分、子供たちの集合の1分前にここ3日家のチャイムが鳴ります。ああ、町会の人かな?2日目にわかりました。きっといつも早く来て私と遊んでいる子だ!1回だけチャイムを鳴らして、そう、風のように去っていくのです。
朝、元気をもらいました。風のように、あなたのこともあいしたい。