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絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

日本ミツバチ飼育講習会 屋外実地講習 ⑦講習修了

2011-09-09 07:26:37 | 趣味

女王蜂も巣に収まりそれを追って働き蜂も巣に入ったのを見極めて

野外実習は終了しました。

あれだけ蜂を触ったのに刺された人は1人も居ませんでした。

昼まで又室内に戻り講師からまとめのお話しと質疑応答があり、

講習は終わりました。

 

車山高原はもう秋の気配です。

赤トンボも居るし、私はハマナスの種をゲットしました。

関東のある植物園で咲いているのを見たからうまくいけば

花を咲かせることが出来るかも知れません。

ハマナスは薔薇科ですから薔薇と同じような世話をすればいいかも

知れません。

 

 


日本ミツバチ飼育講習会 屋外実地講習 ⑥女王蜂捕獲 Ⅱ

2011-09-08 14:01:04 | 趣味

捕まえた女王蜂の羽を片方切ったのに、

更に念を入れて金属製の小さなカゴに入れました。

これで女王は逃げられないけど、世話をする働き蜂は出入りできます。

巣の密の部分は切り取ってしまったから、砂糖水をえさ箱に補給します。

蜂が飲みに行っても溺れないようにびっしりと割り箸を浮かべておきます。 

 未だ元の巣に残っていた蜂は地面に払い落としました。

新しい巣箱には女王蜂が居るから、そのフェロモンに誘われて

蜂達は次第に箱に集まりだします。

 働き蜂たちが先を争うように新しい巣箱に入り始めました。

蜂達が落ち着いた頃を見計らって、女王蜂を金属の籠から出すのだそうです。

明日辺りが良いと言うことでした。

 


日本ミツバチ飼育講習会 屋外実地講習 ⑥女王蜂捕獲

2011-09-07 16:29:38 | 趣味

 講師が元の箱に残っていた蜂の中から、女王蜂を発見して捕まえた。

働き蜂に比べて身体が大きく色が幾分黒っぽいのだそうだ。 

講師が働き蜂と女王蜂を並べて見せてくれた。

確かに並べてみると違いが分かる。

女王蜂が逃げないように、片方の羽だけ少し切ってしまう。

両方切るとバランスが取れてそれなりに飛べてしまうらしい。


日本ミツバチ飼育講習会 屋外実地講習 ⑤蜂の移動

2011-09-06 13:59:50 | 趣味

幼虫や蛹は新しい横長の箱に移したが、蜂は未だ元の巣箱に密集している。

その蜂を素手で掬うように集めて新しい巣箱に移してやる。

こんなことをされても日本ミツバチは刺したり飛び去ったりはしない。

新しい巣箱の上で軽く振動を与えると蜂達はそろりと

新しい巣箱に入っていく。

何人かの受講生が移動を体験した。

 


日本ミツバチ飼育講習会 屋外実地講習 ④巣枠への貼り付け

2011-09-05 10:33:53 | 趣味

切り出した巣を幼虫と蛹にいる部分は巣枠に嵌め込んでいきます。

密の部分は別に分けておき後で蜂蜜を取るようです。

巣の上下を間違えると蜂は幼虫の世話などしなくなるそうです。

巣枠には針金が張ってありそこへ巣を貼り付けます。

巣が一部壊れても後で蜂が補修するそうです。

 

 


日本ミツバチ飼育講習会 屋外実地講習 ③巣の切り出し

2011-09-04 21:48:41 | 趣味

巣を切り出す作業です。

特製の専用ナイフで箱の天板から巣を1枚ずつ切り離していきます。

この真っ白な巣はミツバチの女王がこれから卵を植え付けたり、

働き蜂が花粉や蜜の貯蔵に使う新品の巣です。

切り離しにくいため巣の天地をひっくり返して、下を切るようにしました。

幼虫や蛹の部分と密の部分が1枚の巣に分かれて入っています。

 


日本ミツバチ飼育講習会 屋外実地講習 ②

2011-09-03 17:31:08 | 趣味

今日の講習の眼目は縦型の巣箱にある巣を横型の巣箱に移すというかなり

高度なテクニックです。

人工の巣の原型を貼り付けた枠に蜜蝋を塗っていきます。

丁寧に塗らないとミツバチが異物として齧り取ってしまうらしいです。

空の巣枠の間に、縦型の箱から取った巣を貼り付けて入れるようです。


日本ミツバチ飼育講習会 屋外実地講習 ①

2011-09-02 15:40:06 | 趣味

昨日はレクチャー、ビデオなどでの室内講義だったが、

今朝からは屋外での講習となる。

本物の蜂が入っている飼育箱を開いて、巣の様子を見たり、

手で触って蜂の体温を感じたりと

ワクワクする体験で講習は始まった。

私も掌で蜂にそっと触ってみた。人間の体温くらいの暖かさだ。

昆虫は変温動物だと思って居たから意外だった。

蜂は刺すものという先入観があるが、実際には実に温和しい昆虫だ。

触られても怒ったりせずじっとしている。

 

 


日本ミツバチ飼育講習会 講義が始まった。

2011-09-01 22:28:32 | 趣味

 午後2時からはちみつ蔵の会議室で講義が始まった。

講師は、日本在来種みつばちの会代表藤原誠太氏、

ミツバチ業界の第一人者だという司会者の紹介があった。

受講者の様子を窺うとリピーターがかなりいるようだ。

それも何回も受講している様子だ。

ミツバチの飼育というのは奥が深いものらしい。 

 講義は夕食を挟んで午後9時までの予定であったが、

講師の熱意あるある話の内容に引き込まれて、10時過ぎまで続けられた。

今、安全と言われて多くの農作物に使われている、ニコチン誘導体の農薬は

虫の神経を冒す作用であるため、蜂の大量死や行方不明群の続出原因に

なっているという話は怖かった。

食物連鎖の頂点にいる人類には果たして無関係だと言い切れるのだろうか?