絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

シャルルドゴール空港のウサギ

2006-01-06 11:39:57 | Weblog
シャルルドゴール空港の広い芝生地帯は以前は野ウサギの跋扈する光景が見られたけど、最近は見かけない。今回もずっと観察していたが一匹も見つからなかった。
野ウサギ料理はフランス人の大好物だから、食べ尽くされたのかも知れない。あの、煮ても焼いても食えないようなカタツムリ(葡萄の木の害虫)を退治するには食うに限るとニンニクをべったり貼り付けソースで味付けをしてエスカルゴ料理に仕立てた国民だからね。ジビエの宝庫を放っておく訳ないです。
旅の終盤になってまたトラブル発生。マルセイユ空港のAF窓口で私のスーツケースが重量オーバーだから、1400ユーロ払えと言うのです。じゃあ、いらないものを捨てると言って本とかパンフとかいらない土産物とかをまとめてゴミ箱に捨てたり機内持ち込みにしたりしていると、意地悪婆の係員は持ち込みは10kg以内よ!とかぬかすし、すったもんだの挙げ句、払込窓口に行ったら、今度は品の良いマダムが、困った顔をしてあちこちに長電話を始めました。
結局、超過料金は大幅に値引きされて、AFのみの追加料金は28ユーロに納まりました。しかし、パリで再度JALにチェックインして欲しいとのことで、成田までの通しの預かりはして貰えませんでした。そんなこんなでAFの予定の便にはギリギリで滑り込み。ところがなんと搭乗口係員が、手荷物検査所まで戻れと言うのです。なんだろう?と、引き返すと、先ほど私が廃棄した本とかが纏めてあって、貴方の荷物でしょう?と、そっくり返してくれたのです。意地悪婆め、ざまぁ見ろ!と言った結末でした。原油の値上がりとヒステリー婆のお陰で散々な目に遭いました。

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2 コメント

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ウサギと意地悪婆さんの取り合わせ (湖の騎士)
2006-01-07 23:41:22
ドゴール空港からウサギが消えたという観察は大変おもしろいです。こういうことが起こっているのですね。私はそこに気がついたことはありません。さてここに描かれた意地悪婆さんはどうやらどこの空港にもいるようです。友だちの被害話(?)もよく聞きます。ウサギは消えてもこういう方々は生き残るのでしょうね?
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学習しましたから・・・ (悠々)
2006-01-08 00:34:27
次回からは男性の係員の居るカウンターを選ぶことにします。

ウサギは食べ尽くされたのか、駆除されたのかは不明です。

鳥と違って飛行の妨げにはなりそうにないですから、やはりジビエとしての標的にされたのだとは思いますが、、、
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