南天の紅葉です。
実の赤いのと相まって美しい紅葉です。
紅葉を愛でるのは日本人の特性でしょうか?
紅葉に限らず四季折々の事前の変化をそれそれ年中行事のように楽しむのは素晴らしい感受性だと思います。
花見(桜見物)を花はそっちのけで暴飲暴食の機会ととらえて居る輩は別にして
月見、雪見など優雅な風習です。
フランス人の友人に紅葉の美しさについて話したら、通じませんでした。
彼は、単に葉の落ちるだけの現象としかとらえていませんでした。
そういえばオータムの別の言い方はフォール(落ちる)でその言葉に美的要素はありません。
「桐一葉落ちて天下の秋を知る」なんて言葉はいかにも日本的ですからね。
カードのキングが風に吹き飛ばされる夢でも見ることにしましょうか?
南天がきれいですね。