武相荘の各所に花が生けてある。
どんな人が管理しているのか分からないけど、この生け花の醸し出す雰囲気が、武相荘の風格を更に引き立てている。
生けてある花も、花屋直送というのではなく、野の花の風情をしっかり表現している。
鶴川と言えども今では開発が進んで、野山に行ってこれらの花を調達することは困難だろうから、しかるべきルートで、野の花風のものを調達しているのだと思う。
私の友人に花農家?が居て、主に木の枝ものを扱っている。
柳の芽吹いた大枝が欲しいとか、2月に桜の咲いた大枝が欲しいとか、野いちごの付いている枝が欲しいとか、TV局とかホテル、結婚式場などからのリクエストに応じて調達しているが、自分で育てている訳ではないから、探し廻って注文をこなすのにはかなりの苦労が有るらしい。
そんなことを考えながら、武相荘の生け花を見ると、調達に苦労している花屋さんの姿が見えるような気がしてくるし、生けている人の拘りも伝わってくる。
千日紅とシキビの取り合わせが妙!
レストランのトイレにさり気なく置いてあった。
上の写真は、このアップです。
ドウダンツツジと小菊、泡盛の壺に生けてある。
壺が泡盛の入っていた壺かどうかは定かではないですが、私が持っている壺もこんな感じだから、、、壺の顔つきが野性味があって好ましい。
レストラン(元の工作室)入り口左の壁に掛けてあった。
ハンギングバスケットが風に揺れて、下に伸びた枝が客を招き入れているかの様です。
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