2017・18年 冬
パラダイス炬燵の昼寝声遠き 夕螺
声遠きおさなの雪に隔てられ 被衣
隔たりし幾年の冬鏡見る 夕螺
鏡見る自分じゃないと懐手 静香
懐手落葉ひとひら戸惑いて 夕螺
戸惑いの眼を見張る母に雪 被衣
母に雪越後の思い積り行く 夕螺
積り行く落葉のごとく言の葉は 夕螺
言の葉の支へとなるを冬の月 被衣
冬の月気づいて見れば西の空 夕螺
西の空4時頃と見る冬耕い 静香
冬耕の淋しき畝の影長し 夕螺
影長きマンサクの枝に雪の華 被衣
雪の華日の出に光り朝支度 夕螺
朝支度夫魚焼き根深汁 静香
根深汁冬至の夜に香り立つ 夕螺
香り立つ柚子の皮のせ暮の蕎麦 被衣
暮れの蕎麦煩悩深し登る湯気 夕螺
昇る湯気即席めんや除夜の鐘 静香
除夜の鐘遠くに響きテレビ消す 夕螺
テレビ消すネットでドラマお正月 静香
お正月コンビニ前に笑顔あり 夕螺
笑顔あり仕舞いに本音寒きびし 静香
寒厳し鼻水すすり影の道 夕螺
影の道雪におほわれ延びゆきぬ 被衣
延びゆきぬ頭を上げよ冬すみれ 夕螺
冬すみれ見る人もなく風に揺れ 静香
風に揺れおでんの旗の昼下がり 夕螺
昼下がり四姉妹美し細雪 被衣
細雪うるはし面白く染め 夕螺
*2017年冬の句は30句でした。楽しい時間をありがとうございました。
最後の句の下五文字「白く染め」から春の句につなぎます。
パラダイス炬燵の昼寝声遠き 夕螺
声遠きおさなの雪に隔てられ 被衣
隔たりし幾年の冬鏡見る 夕螺
鏡見る自分じゃないと懐手 静香
懐手落葉ひとひら戸惑いて 夕螺
戸惑いの眼を見張る母に雪 被衣
母に雪越後の思い積り行く 夕螺
積り行く落葉のごとく言の葉は 夕螺
言の葉の支へとなるを冬の月 被衣
冬の月気づいて見れば西の空 夕螺
西の空4時頃と見る冬耕い 静香
冬耕の淋しき畝の影長し 夕螺
影長きマンサクの枝に雪の華 被衣
雪の華日の出に光り朝支度 夕螺
朝支度夫魚焼き根深汁 静香
根深汁冬至の夜に香り立つ 夕螺
香り立つ柚子の皮のせ暮の蕎麦 被衣
暮れの蕎麦煩悩深し登る湯気 夕螺
昇る湯気即席めんや除夜の鐘 静香
除夜の鐘遠くに響きテレビ消す 夕螺
テレビ消すネットでドラマお正月 静香
お正月コンビニ前に笑顔あり 夕螺
笑顔あり仕舞いに本音寒きびし 静香
寒厳し鼻水すすり影の道 夕螺
影の道雪におほわれ延びゆきぬ 被衣
延びゆきぬ頭を上げよ冬すみれ 夕螺
冬すみれ見る人もなく風に揺れ 静香
風に揺れおでんの旗の昼下がり 夕螺
昼下がり四姉妹美し細雪 被衣
細雪うるはし面白く染め 夕螺
*2017年冬の句は30句でした。楽しい時間をありがとうございました。
最後の句の下五文字「白く染め」から春の句につなぎます。
秋の最後の句の下五文字『パラダイス』からつぎました。
炬燵が恋しくなるようになってきました。
隣り家の幼子の声も雪が積もれば聞こえなくなって、
冬だわ ̄と思うこの頃です、
もちろん!私もコタツムリ^^;
炬燵はいいですなぁ。。。。
今日も昼食後寝てしまいました。
夕飯は炬燵で鍋。
鏡見る自分じゃないと懐手 静香
しわくちゃの顔は私ではございません
鏡が悪いのです
はい、鏡が悪い!
僕のこの白髪頭。。。。
まだ黒がみも少しは残っているかなと自分を慰める。
ちょっと苦しい句となりましたけど実感です^^;
豪雪地帯に生まれ育った母。懐かしさにも雪の戸惑いも積り行く。。。。
そちらも雪景色ですねぇ。。。。。
蓮の花
いらしていただき嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。
こちらは「しりとり俳句」となっております。
一番新しいコメントにある句の下五文字からしりとりで一句お願いいたします。
お時間のある時に一句いかがですか。
僕の蓮の花さんのブログへのコメント、読んでいただいたようですね。またお邪魔させていただきます。
つなぎ方が知らなかったので、コメントへのまとめ俳句になってしまいましたが、これからはちっとしりとりやってみます。
そういえば、夫と遠距離やってたとき(日本と米国)英語で俳句やってましたね。