夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2022年11月20日(日)「武家国家」

2022年11月20日 20時51分19秒 | 「思うこと」
鎌倉殿の十三人もあと1カ月ですね。
毎回楽しく観ています。
歴史は人の行動によってつくられていきます。しかし人の歴史にはある法則性があります。
弥生時代から古墳時代を経て飛鳥の律令制国家に。律令制国家は貴族国家でそれが鎌倉幕府により力を無くしていく。律令制国家は貴族や寺社による荘園支配でしたが、その荘園を警護するのが武士団ですね。そのさぶらう者が実効支配しはじめる。平家や源氏も武力勢力ですが、それはまだ貴族社会の中でのこと。その貴族性排除したのが北条氏がはじまり。
北条義時の残忍性が見られますが、それは貴族と武士団の階級闘争だったのでしょう。
北条から室町幕府へ、室町幕府も貴族性を帯びて戦国時代に滅びる。やっと17世紀に徳川家康の封建制国家が安定した。
貴族と武士との階級闘争といっても、武士もそれまでの社会をすべて破壊できるものではなくて引継ぐものは引き継ぎながら発展していく。貴族社会は生き延びていきます。

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