遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

春江一也「上海クライシス」

2009-12-04 06:07:24 | 日本の本

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まだ半分ぐらいしか読んでませんが

 

そもそも西域には憧れというか

とても惹かれるのです

想像を絶するところ

 

そういう感じ

 

よく分からないところ

 

高校生ごろ

ヘディンの探検記の存在を知り

楼蘭のことなど読みまくり

井上靖の西域関連の小説も読んだなあ

中島敦の「李陵」もその延長で読んだに違いない

 

しかし

いま

西域、アフガニスタン 旧ソ連領のあたり

全然分からない

行ってみたいけれど

怖い

そもそもイスラム教が分からない

 

書いている人の視点もまだ読み取れないから

訳が分からず読み進めているけれど

作者も楼蘭の秘密に心躍らせた若者時代があったのね

という気がする

ウィグル族の美女が出てくると

そう思う

 

イケメン君のお奨めだったが確かに面白い

 

権力と経済とが強引に世界を動かそうとしている中を

人間が何を大事に生きいようとしているかもがいている

というところが

帚木氏の本と共通するところがある

 

このシルクロードを巡るテーマを描いていた

平山郁夫氏がお亡くなりになりましたね

                 (合掌)

 

 

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2 コメント

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私も楼蘭や消える湖とか、高い山や見渡す限りの草... (kazuyoo60)
2009-12-04 09:42:19
砂漠から古代の美女が目覚めましたね。墓印をしても砂嵐が来てはどこか分からなくなりますね。
その社会の常識が、私たちには異様、逆もまたありでしょうね。
kazuyoo60 様 (遊工房)
2009-12-04 10:04:13
想像の中だけですね
砂漠の中の話は
本当にわが国は
海に浮かぶ島の国ですねえ

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