遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

項羽と劉邦

2014-06-02 17:42:14 | 日本の本

項羽と劉邦 (上) (新潮文庫)

今中断しているが

そもそも発端は

ドラマで見始まった

劉邦はごろつき 村の任侠のあんちゃん

そうなんだ? 史記にもそういう表現なのよね

ともかく知っている話が多いけれど

単純に知ったかなだけで

明治時代に遡る人々のように中国古典に詳しかないしな

細々とはまた味わい直したいと思い

私が知ってるのは何でだ?

と思ったが

史記―中国古代の人びと (中公新書 (12))

この本 若者のころよんだよなあ

武蔵は北方健三で読んだというが それは武帝の話だ

司馬遼太郎の本は 今回読むのが初めてだった

人物描写がものすごく面白い

この頃本なんか読んでないので

とても刺激的だった

劉邦について たとえばよ

こういう記述がある

劉邦の腹の底には海のように広がる無邪気さがたたえられている

なるほどねえ

人物画もこういう風に描きたいねえ

ただ描きゃいいってもんじゃない

そういうことって文学から学ぶのも絵の勉強になるね

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