遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

鎖国

2013-07-26 06:07:50 | 日本の本

崋山の本を読んでいて

日本が長きにわたって鎖国政策を採ってきたことについて

初めて考えた

島原事件をきっかけにしてか?キリスト教弾圧のすさまじさは

悪としての印象を子供時代から持ってきたが

カトリックがなぜあの頃世界中に進出しようとしてきたか

思いめぐらせると

それから身を守るという選択はよかったかもしれないと思う

日本の産出する銅は金の含有量が多くそれを知らなかった

金を抽出する技術もなかった日本は

無自覚にどんどん自国の銅や金を外国に出してしまった

という経緯もあるみたいだ

鎖国のおかげでヨーロッパの帝国主義の蚕食の餌食にならなかった

と言えば

そういう見方

確かにあるなあ

と思った

現代はTPP喧しいが

金の亡者だ 祖国を餌食にされる と感じて

外国を排斥する意識を持った日本人の感覚は

もう跡形もなく消え

日本自体が金の亡者になって

庶民を苦しめても儲けたい奴らばかりに見える

でもって いたずらに近隣の国にヘイトアクションを執拗に繰り返すようになっている

鎖国のことって

もう一度勉強してみたい気もするけれど

面倒くさい気もする

年だ

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