クレーの絵を
空間をどう描いているか分けてみる
→は1921年
「部屋のパースペクティブとそこに住む人々」
こういう
パースを描いてるような絵はほかにもあった
ともかく
地平線のある絵と
ない絵が
ある
→の絵を見たときは
あらあ
グルぐる回ってみる絵?
と思い
星空はこういう風に描くといいな
と思った
ぐるぐる歩き回るような絵
色々あるが
お庭風 という感じ
よく考えると
そういう絵とこれは
違う
この絵は既定線が額縁になっている絵だ
この絵は1930年「マルギネムにて」という絵
どっちから見てもいいようで
この向きがクレーの指定 描きこまれた文字で分かる仕組み
ぐるぐる見る と気づいている人はいろいろいる
「墓場」1939年 次の年クレー死去
この絵は右を下に見ると女の子が見えるというのだがそれで何を狙ったかはわからない
この絵は
私が言うところのお庭構図
今 私はお庭構図興味津々
今年はそういう構図の風景画を描こう
デビュッフェのこれもそう
ところで
子供の空間認識は
自分が遊びまわる空間を絵に表す時期は
お庭構図だ
道路に描くチョーク絵とかも
それで 遊びや運動の経験が蓄積されて
規定線ができてくる
建物は地面にまっすぐ立ってると思ってるから
斜めに描いた道路に建物をくっつけて描くときは
道路に対して直角に描いて 絵の中では斜め
それが 子供の真実
そういう規定線を使って
クレーはうまいこと絵を描く
1920年「ラクダ」
この規定線 横線の要素となってほかの絵ではほかの展開になる