ずっと気になってたからカネ払ってでもと、測ってきた
何を測ってきたかって?体脂肪率や血圧?それは健康診断で後日
アレですよ、アレ
旅がらすの線量計は2万円くらいで買った。
それは空中の放射線量は測れるけど、食品などはムリ
20万円だすと、あるにはあったが、簡易測定で、あまり意味が無い。
ほんとうに信頼できるものは2000円万円
その後200万円くらいでかなり良い機械が手に入るようになったので
たとえば一口1万円で会員や寄付を募り、測定者の手間代くらいでできないものか
そういうのネットで探して、やっと検索キーワード「市民測定所」でいろいろ発見
高崎にもあったので、説明聞いて、持ち込んだ。
入会金千円、会員パック半年有効10点で1万円。
1L容器にぎっしり詰め込む量が必要。それをみじん切りに。
ファームの日々の収穫物では、用意が容易じゃない
モノによっては食べる分がなくなっちゃう
で、剪定枝の焼却灰、刈草の堆肥、大(笑)松菜、フキを。
コマツナとフキは不検出。
もっと多い量で測ると、検出下限が下がってわずかに出るかもしれないが、
洗って茹でて水にさらしてアク抜きするとさらに下がる。
場所によっては検出されてるが、吉井方面はあまり降らなかったからって。
焼却灰は一般的にすごい高濃度に凝縮される。
1000ベクレルも珍しくない。
上に土をかぶせてあったので半分くらいになってるのだろうけど、
セシウム計が169ベクレル。
どうすればいいですかねえ?東電にあげたいけど。
そのままゴミにだしてもOKだけど、埋めるなら50cmくらい掘って、と。
燃やすと拡散されるって聞いたけど田舎で出る量では燃やすしかないし、どうしましょう?
拡散?灰が飛び散るってことかな?ゴミに出しても焼却するから、家で燃やしても同じ、とのこと。
焼却炉はものすごい高温で燃やすし、あちこちから集められるしで、周辺住民にはリスクが増す。
灰が飛び散ったら火事になりそうだから、七輪や穴の中で気をつけて燃やすのでベターかも。
あの日以来、もう使えないと思ってた刈草堆肥。
72ベクレルほど出たけど、このあたりの土壌が50~100ベクレル。
この堆肥で上がることはないので、むしろ、土に入れたほうが良いって。
土から植物への移行は条件によってかなり違う。
堆肥をたっぷり入れて良い土を作れば、カリウムが足りて、セシウムの野菜への移行が減る。
粘土質の土壌なら、セシウムが土壌に吸着されて、野菜への移行がなお減る。
そうか!この話は、高濃度汚染地帯、福島中通りの有機農家が不検出野菜作りに成功したとき聞いたっけ。
肥料が汚染されては、有機農業のやりようがないのでは、と思ったけど
こんなときにも、有機農法の良さが発揮されるんだ!
今度季節が進んだら、危なそうな梅、桃、芋とか持ってきますね。
そうですね、果物や芋からはけっこう出てますからって。
それと、芋はカリウムがたくさん必要なので出ることがあるけど、
その次に作るモノが要注意。
芋にカリウムを持って行かれたあとしっかり土作りをしないと、カリウム不足でセシウムが移行しやすくなるって。
いろいろ勉強になった。
でも、とジムと遊びと
が、のら仕事より優先順位高いからどこまでできるか???
持ち込んだフキはもったいないので佃煮にした
たくさんあるから飽きないように甘辛2種類