旅がらすな日々

上州にふるさとを見つけ10年余。世界を走り回りたいけど他にもやりたいこといろいろ。ラン日記のはずが走らない言い訳日記

11月21日 バスに10時間揺られてShivalayaへ

2013-12-22 13:07:59 | 山、トレイル
 ほんとうはBhandarまでで行きたかった。でも昨日予約に行ったらすでに満席。かわりに一つ手前?のShivalayaまで。それ歩くのは標高差1000m近い峠を越えて一日がかりだよ~。
 
 おんぼろバスでガタガタ道を10時間。
 たしかに、私の子どものころは、日本のもおんぼろ車で、ボーっとしてたら座席から落ちるは、天井に頭ぶつけるは、の大揺れだったな。「荷物は屋根に乗せ、乗り切れなかった地元のヒトも屋根に乗る。」「トランクに積まれるとすごい埃をかぶって跡形もわからないほどになる」と聞いていたが、このバスは荷物は座席の間。汚れや中身の安全はいいけど、ますます狭くなる。たしかにすれ違うバスは屋根の上まで人でいっぱいだ。
 は賑やかなKathmandu市街を抜け、気づくと家並みの後が畑。やがて家並みが途切れ、上り坂に。市街地が見下ろせる。峠には狭い道の両側は賑やかな店が並ぶ。周囲の山のてっぺんまで段々畑。このあたり、人家が多く、山の中腹あちこちに村が見え、ときどき賑やかな街。
 2時間くらい走ったところで給油兼トイレ休憩。
 さらに2時間走った街で昼食休憩。

 昼からダルバートおかわりできるのでめちゃお得

 それからまた何時間も、いくつもいくつも峠を越え、バスは行く~~。
 トイレに行きたい!
 どこかでまた停まってくれないかな~~
 だめか・・・

 何時間もたって、もうどこでもいいから車掌さんに頼もうと思ったら、が停まり、私を呼んで降りろ、と。あら~、どうしてわかってくれたのかな???
 で、見当付けてトイレらしきほうに向かったら何かの受付の人が違うという。もしかして有料?ハウマッチ?と聞いたらタダでいいって。あっちだと教えてくれたので飛んでいく。戻ったら、受付の人がこの紙に名前を書けって。名前だけじゃなく、生年月日、国籍、パスポート番号、それから・・・まあ、何てめんどくさいトイレだろうと思いながらに戻ったよ。
 あとで聞いたら、そこはトイレじゃなくて(併設はされてたけど)チェックポイントだったんだって
 崖から落ちたままのバスなども見ながら、やがて以前は終点だったJiriへ。その先は未舗装路。乱暴な運転されたら怖い~と心配したけど、さすがにまともに走れないから飛ばせない。ゆっくり慎重に進み、日が暮れた。街について、やれやれとおもったらまだ中間のMali。そこから1時間、Shivalayaに到着。じっとしてただけの一日だけど疲れた。
 今夜の宿はシバラヤヒルトン

 昼食がダルバートだったので、夕食はフライドライス。

 ロッジのお姉さんは、以前泊まった日本人に教えてもらったといくつか日本語を話し、もっと知りたいとメモ帳を持ってきてこれは何て言うの、と熱心だった。
 この村は電気も少ししかなく、部屋は真っ暗。夕食はろうそくの灯りだった。