幽玄洞ブログ

岩手県一関市東山町からローカルな情報を発信していきます。

音楽鑑賞会inデクノボー

2009年05月31日 | 東山町

一関市東山町松川にある「営業しない喫茶店 デクノボー」において29日、地元旅行業者さんが企画するツアーのお客様限定で十数人が集まり、音楽鑑賞会が行われました。

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部屋の奥にスクリーンや機材が設置されていて、手前が客席になっています。

まず最初のサプライズは・・・

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オーナーに指名されたこちらの女性。
客席よりも2メートルほど前にあるソファに座るよう指示されます。
そしてジャズ喫茶ベイシー(一関市内)で流されたというジャズが大音響で流され体感してもらうというものでした。

「デクノボー」といえば、オーナーの山崎さんが中古品を再生した真空管アンプやスピーカーなどでジャズを聴くお店なのですが、この日はお客様が持ち寄った演歌や浪曲などのレコードやDVDなど昭和の名曲が主流となりました。
「レコードを聴こうと思った時には機械が無い!」そういう方のために希望を叶えてくれます。
流れた曲は50年前の流行歌。伊藤久男、二葉あき子、霧島昇などが歌ったレコードです。
レコードはカビを水で洗い流してあるということで全くノイズがありません。
また三波春夫が作詞作曲したという「平家物語」のDVDなどオーナーの説明を聞きながら聴き入っていました。

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終盤になると女性客の方から機材のしくみを説明してほしいという意見が出され、オーナーは友人の千葉恭一さんと世界に1台しかないこの機材を失敗を繰り返しながら完成させた話を披露。
観客からは「メロディよりもベースが大事なんだということを実感した。」という感想も聞かれました。

集まった人たちはレコードの音の幅の広さをDVDと聴き比べながら、懐かしさや音の良さを味わっていました。

そして何といってもこの音楽会の特徴はオーナーのトークといっても過言ではありません。毎回今取り組んでいる事の話をするのですが、今回は「今泉街道」の地域おこしをはじめたことについてでした。
今度はその「今泉街道」の取り組みを紹介しようと思います。

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