幽玄洞ブログ

岩手県一関市東山町からローカルな情報を発信していきます。

洞内にて完全な形で四放サンゴ発見!

2011年02月11日 | 幽玄洞

幽玄洞の洞窟内において30年ぶりに「四放サンゴ」の化石が岩盤上で発見されました!

Shihousango

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発見したのは岩手地学教育研究会員の七田清氏。Shitita2
2月5日、「独立行政法人 産業技術総合研究所フェロー」代表の加藤碵一先生、「石と賢治のミュージアム 太陽と風の家」の藤野館長さん、元高校教諭の原子内先生らと七田氏が入洞した際偶然発見したもの。
発見した場所は理学博士で元東京大学名誉教授の(故)濱田隆士先生らが30年前に化石の調査をした旧洞部分から発見しました。
「四放サンゴ」は洞内に10か所確認されており、今までは上部から見たような状態で発見されていましたが、今回の発見では横方向から長さ15センチ幅4センチぐらいの大きさで組織が分かる状態で見つかりました。
素人では全く判断できない状態ですが、七田氏は以前にも横方向で組織が見える四放サンゴを採集したことがあるため分かったといいます。
入洞の際、加藤先生もいらしたことから即、先生に確認してもらい、先生も「四放サンゴであろう」と判断しました。
「これから化石の調査を更に進め、鑑定にのぞみたい。調査済みの場所から30年ぶりの発見で嬉しい。」と七田氏は喜びをかみ締めていました。

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