ゆったりーの日記

ゆったりーのの日常を、スタッフ・利用者・ボランティア・見学者などいろーんな人がいろーんな目線でレポートします♪

5月25日(水)家ではできない企画第1弾

2005年05月25日 | 日記・エッセイ・コラム
家ではできない(というかやりたくない??)企画第1弾として『ボディペインティング』と、つうしんのカレンダーに書いておきました。絵師の方が体に素敵な絵を描いてくださると勘違いしてしまった方も多かったようです。すいません~
要は、『体中を使って絵をかいちゃおう~』という企画だったのです。

『そんな、汚れるから嫌だわ~』という保護者が多いかな??という予想に反して、『楽しみにしていました♪』という方が多く、今日も大盛況となりました。
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最初のグループは、比較的2歳前後の小さい子が多かったのですが、いつもなら『やっちゃダメっ!』って言われるにきまっているからか?それとも真っ白な紙に遠慮してか??お母さんたちが『やっていいのよ~』と言っても子どものほうが遠慮がち。
スタッフが率先して手や足に絵の具を塗りたくっているのを唖然として見ている子もいました。
でも、徐々に乗ってきて・・・・。最後はみんな素敵な手形足型を残してくれました。
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次のグループは、最初のグループがすでに汚した後ということと4、5歳の子どもが多く、最初からノリノリ!
黙々と絵を描く子、スタッフの体をキャンバスに描き始める子、絵の具を混ぜて色水遊びを楽しむ子と、十人十色。個性が出て面白かったです。

ちょっぴり裸になって遊ぶには肌寒い気候だったので、次回は真夏に裸んぼうで、もーっと豪快にやってみたいと思います。
お母さんたちも『ぜひ、またやってください!だって、家では絶対にこんなことやらせられないですもん!』と好評でした。


5月24日(火)祝!会員200世帯を達成!

2005年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は午後からOPENの日でしたが、知らずに来てしまう親子が3組も!
周知の仕方をもう少し考えなくては。。。と思いました。
午前中来てしまった皆さんごめんなさいね。

今日、とうとう昨年8月にゆったりーの運営委員会という団体を立上げてからの正会員が延べ200世帯を超えました!
昨年度の予算を立てるときに、いったい何世帯が会員になるのだろうかと予測もつかず、とりあえず200世帯を目標にかかげました。昨年度は残念ながら133世帯でしたが、4月を過ぎてぐーんと会員数が伸びあっという間の200世帯達成。
スタッフにとってはちょっとこの200世帯という数字には感慨深いものがあります。

予想以上の利用者に、想定していた人員配置では至らないところもあると感じておりますが、この数字はひとつの評価と受け止めて、今後も頑張っていきたいと思います。




5月21日(土)第1回大人の交流会

2005年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム
夕方から、あるお父さんスタッフの呼びかけで第1回大人の交流会が開かれました。

育児の話もしたいけど、お酒でも入らないとしゃべれないなあ・・・。
ちょっとだけでいいから飲みたい、でもお店ではまわりに気をつかうし・・・。
子どもも連れて、飲みながらおしゃべりできる場所がほしいなあ・・・。
なーんていう『あったらいいな』をまたひとつ形にしてみました。

今回参加してくださったお父さんも参加した家族は5組、その他お母さんだけとか大人だけの参加もあり、楽しいひと時を過ごしました。しばらくは試行錯誤でいろいろな方を誘って行きたいと思っています。

たいていのお父さんは平日に仕事があるから、ゆったりーのの利用者は圧倒的にお母さんが多いわけですが、いつも利用しているご家庭のお父さんもぜひ来てほしい、将来はお父さんたちの居場所にもなってほしいと願っています。


5月21日(土) 梅の実収穫

2005年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム
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保育園時代から残っていた梅の木。いつの間にか実をつけて収穫の時期を迎えました。利用者の皆さんもいつもその木の下を通っているけど、実がなっているのには気づかない方がほとんどのようです。

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収穫はぜひ、利用者のみんなでちょっとづつとおもっていましたが、なにせ高いところに上るのでお父さんの利用の多い土曜日にしました。今年はアブラムシが大発生していて、収穫にはもれなくアブラムシまみれになってしまうというおまけがついていましたが、子どもたちは脚立に上ったり肩車してもらったりしながら、せっせと収穫してくれました。

収穫した実は、洗って梅ジュース&梅酒を造って子どもも大人も楽しもうと思います。時間かかると思いますが楽しみにしていてね。



5月20日(金)アゲハが脱皮

2005年05月20日 | 日記・エッセイ・コラム
山椒の木に見つけたアゲハの幼虫が、いつの間にか脱皮して、図鑑のおなじみの緑色のイモムシになりました。
↓どこにいるかわかるかな??
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『みてごらん』と子どもたちに抱っこで見せるものの、脱皮の意味がわからない小さな子どもたちには動きのにぶいイモムシよりも子どもたちにはアリやダンゴ虫のほうが魅力的のようです。
実は大人のほうが、『へーっ!こんなところに~』とか、『小学校のとき飼ってました。懐かしい~』と喜んでいるのでした。

それにしても、最初は結構たくさんだったのに、大きくなるにつれて数が減り、脱皮して緑色にまで育ったのはわずか数匹。蝶になれるのは本当に一握りなんだと、こうやって観察しているとよくわかります。
毎朝、イモムシ君たちが鳥に食べられてしまってはいないかと心配で、姿をみつけてから準備作業に入るのがスタッフの日課になってしまいました。


5月18日(水)乙武さんが見学に

2005年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム
今日、五体不満足の著書でおなじみの乙武さんが見学に来ました。新宿区教育委員会が、「子どもの生き方パートナー」として非常勤職員に採用し、見学はその一環です。詳細はこちら

特にお知らせしていなかったので当日居合わせたみんなはびっくりでした。

子どもたちの反応は、実に興味深かったです。
お庭で乙武さんに声をかけられたK君&J君の2歳コンビは、ぜんぜん違和感を感じないのか、いきなり『一緒に遊ぼう!』と廊下のコンビカーのところへ誘いました。乙武さんも、自己紹介よりも先に早速子どもたちと遊び始めました。K君が『ハイ、これどうぞ』と乙武さんにコンビカーを差し出して、ちょっと困惑しつつも乙武さんもコンビカーを押すと、「僕たちこんな早く乗れるんだよ」と言わんばかりにびゅんびゅん廊下を走り回って大興奮状態。
そのあとも、握手したり話しかけたり彼にまとわりついて離れませんでした。

後で話をした中で、始めに電動車いすを見て二人は『何?あの車!かっこいー』と言ったそうです。
だから、自分たちの車(コンビカー)を見せて、「こっちのほうが早いでしょう!」って自慢したかったんだね。
という話になりました。
2歳くらいだと、乙武さんの肩のすぐ下までしかない手をみても、あれ?という顔はするけど、「べつにたいした問題じゃないや」っていう感じでした。

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そのあと、5歳のT君がやってきました。やっぱり5歳児。
『こんにちは』といった後、乙武さんの体をまじまじと見て、ものすごいびっくりした顔!
そのあと、何度も何度も腕を触ってみて(・・・というより、引っ張ったり押し上げてみたり、見ているこっちがドキドキ。)、それから、服を肩の上までめくってみたり。
K君:『前は手があったけどなくなったの?』
乙武さん:『ちがうよ、生まれたときからだよ』
K君:『どうして?』
乙武さん:『それは僕もわかんない』
K君:『キャー(悲鳴というか奇声というか???)』と言ってのけぞる。
・・・でまた触ってみる。『ねえ、本当はここに手が隠してあるとか??』と、腕をもう一度触ってみる。
という具合に、5歳なりに一生懸命、検証していたみたいです。
あんまりストレートに聞いたり押したりするのでこっちはハラハラでしたが、乙武さんは彼が納得いくまでじっくり対応してくださいました。

しばらく子どもたちと遊んで、ちょうど幼稚園のお迎えなどでドドーっと人が減ったので、各部屋をご案内して、そのあとカフェでお話をしました。感想などをゆっくり聞く時間は無かったのですが、ゆったりーのには興味を持っていただけたと思っています。また来てくださることもあるかもしれませんね。

(後日談ですが3歳から上くらいの子どもたちにはかなりインパクトのあった体験だったらしく、しばらくお家などで乙武さんのことを話題にしたり、中にはひざで歩いて乙武さんの真似をしてみたりしていた子もいたそうです。貴重な体験でした。)



5月16日(月)アゲハの幼虫発見!

2005年05月16日 | 日記・エッセイ・コラム
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山椒の木にアゲハの幼虫を発見!
←どこにいるかわかるかな??

新宿で時々見るアゲハはいったいどこで育つんだろう。。。と思っていたのですが、ゆったりーのでも無意識に育てていたとは。
(アブラムシや毛虫、ゴキブリ、蚊なんかも無意識に育ててますが。)
とにかくうれしくなっちゃいました。
毎日子どもたちと観察して行きたいと思います。




5月13日(金)記録更新!

2005年05月13日 | 日記・エッセイ・コラム
このところ、連休の日差しが嘘のように肌寒い毎日。せっかくしまいかけた冬物をまた引っ張り出している人も多いのではないでしょうか?
そして、寒いからなんとなく公園よりはゆったりーのへ・・・なのかどうかはわかりませんが、午前中から続々と親子がやってきました。今日、新規会員になってくださる方も多く、事務所は一日中ドタバタ。夕方に集計してみると、なんと38組96名もの利用者がありました!10月のOPEN以来の最高記録となりました。

ひろばも、ハイハイの赤ちゃんから年長さんまでの子ども達でごった返し、イモ洗い状態??
でも、大きい子達には「小さい子が居るときは走りまわらない」「コンビカーは廊下で」など、だいぶルールが徹底されてきて、OPEN当初よりは危険を感じることも少なくなりました。
また、いつものボランティアさんに加え、今日は保育専門学校の学生さんたちがゼミの一環で来ていたので、大人数ながらも大人の目はけっこうあり、不思議と人数の割りにはトラブルもなく落ち着いていました。

また、混んでいたので外に出したカフェテーブルでお茶するママたち、子どもを遊ばせながらPTAの打合せをするママたちなど、常連さんたちはすこしづつゆったりーのの利用方法も進化してきた??気がします。

もうひとつ今日の特徴は、月に一度の夜9時までOPEN日だったのですが、今までは4時以降の利用者はほとんどいませんでした。ところが、今日は4時ごろからやってくる親子もあり、夕飯をカフェで食べていく姿も見られました。これから火が長くなる季節なので、第2金曜の夜の利用者も増えそうです。


5月11日(水)アブラムシ退治

2005年05月11日 | 日記・エッセイ・コラム
先週からアブラムシが大発生!
梅・グミの木と、この前植えた野菜やヘチマにもついています。

小さい子どもの多い施設なので、殺虫剤を使わずに退治する方法はないかな??とあちこちに聞いてみました。
すると、「牛乳を薄めてスプレーするとアブラムシに膜をつくるので窒息する」という情報を入手。あとはテントウ虫をつかまえてきて放すとか、にんにくごま油木酢液を木に塗るとか。。。。
とりあえず、一番手っ取り早い牛乳スプレーを試してみました。

しかし、それを見ていた子どもたちが「何やってるの?私もやりたい」「私も!」「僕もー!」とたちまち寄ってきて、仕方なく水を入れたスプレーボトルをたくさん用意して渡したら、庭中、大スプレー大会になってしまいました。
肝心のアブラムシ退治はその合間を縫ってやってみましたが、木から牛乳がポタポタ落ちてきて、体中牛乳くさくなってしまって散々でした。効果はイマイチあったのか良くわかりません。なぜなら後から後から飛んでくるのだそうです。


5月1日(日)ゆったりーのまつり

2005年05月01日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は五月晴れの下、鯉たちが泳ぐ中、「こどもまつり」を開催しました。

P5010125kodomoma「種を植えよう」コーナーではミニトマト、ピーマン、オクラ、枝豆、ヘチマの苗を植えました。
近くのコーヒー専門店ボルカンさんから安く譲っていただいたコーヒー樽を中心に、ささやかではありますが菜園ができました。
また、㈱モスフードサービスさんが提供してくださったミニひまわり栽培セットから発芽したひまわりの苗や、お花屋さん一人静さんから購入したハーブの苗やお花の種も植えました。

P5010121kodomomaぬいぐるみつりコーナーは、ビニールプールいっぱいに入ったぬいぐるみを自由に釣ってお持ち帰りできるところ。子どもたちは夢中になって釣っていました。

P5010101kodomoma工作コーナーでは、紙コップを使ったブーメランづくりをやりました。子どもだけでなく、大人もはまっていたかも??

DSC00653kodomoまた、1時からの「子どもステージ」では、大妻女子大学パネルシアター部によるパネルシアターの実演、DSC00649kodomom
東京YMCA社会体育・保育専門学校わいわいサークルの「ヘビダンス」など、子どもも大人も夢中になる楽しい催しがありました。(ご覧いただけなかった方は、10月の「ゆったりーのまつり」で、再び演じてくれるそうですので、こうご期待。)

◆豆知識◆
さて、5月5日の「子どもの日」ですが、国連で児童憲章が制定された日(1951年)としても知られています。児童憲章には、「すべて児童は、人として尊ばれる」、「社会の一員として重んぜられる」、「よい環境の中で育てられる」と謳(うた)われています。
子どもの人権・社会・環境について、あらためて考えていく機会にしたいですね。