てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#138(川北町前編:花火準備と御小休所編)

2016年08月06日 16時33分11秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
今夜は川北の花火ですね。
(地元民会話



川北の大花火大会は、
石川県内では当然最大で、北陸でも最大で、日本海側でも最大・・・いや(ちっ、長岡花火があったか
まぁとにかく大きな花火大会で2万発が打ち上がります。


そんな川北町をブラオイラです。
今回は前編で、後編は当然今夜の花火大会です。

いや~それにしても今日は暑い!33℃ですか。

あっ大かがり火が遠くに見える。
近づいてみよう


おっこれって、


手取川の氾濫防御である「霞堤」だね。


こういうしくみで、100年に一度の手取川大氾濫を対応すべく、溢れた水を上流側に逃がすという

小学校の時の社会の時間で先生が丁寧に教えてくれたので今でも記憶に残っている。
100年に一度の大洪水に対抗するために皆さんならどうしますか?
堤防を高くしますか?
川幅を広くしますか?
霞堤という方法もありますよと。

さて、進め進め


田んぼも進め進め


進め進め!


土手を登る


おお~!

日本一の高さを誇る大かがり火。
今夜火が入れられ豪快に燃え上がるのだ。

多くの場所がすでに・・・


火まつりが終われば、花火大会が始まります。


川北町では一年で一番熱い日なんだろうね。


地元小学生が描いた絵がいっぱい


どれも一生懸命描いてありいい絵です。


さて花火大会会場をあとにして、次の場所は、


ここだ

明治天皇御小休所

今から100年も前、明治天皇がこの地で小休憩をとった。


記念碑も建っています。


少し薄くなった案内文を読んでみる

明治11年秋、10月5日くもり、ひる前より雨、金沢から小松へ向かわれ、午後1時25分木呂場(ころば)に御到着、
旅人茶屋を営む川北弥右衛門園内のお茶亭でお休みになられた。天皇は2時に出発、輿を召され、新たに架けた舟橋でお渡り遊ばされた。とある。

おっ!


水準点があった。

水準点:地形や構造物などの高さを測定する基準として設けた標識。水準原点からの高さを記したもの。主要国道に2キロメートルおきに埋められている。


ちなみにお隣のお宅は表札を見ると川北さん宅だった。


この木呂場は北国街道の手取川を渡る前にある宿場地で、橋が架かる前は、多くの旅人がこの地で川の状況を見ながら休憩したと思われます。川が荒れているときは何日もこの地に足止めとなったことでしょう。


さてと、とりあえず一旦帰って、今夜は花火を見にまた来ますかね。

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