風呂読書で「竜馬がゆく」は六巻まできました。
現在、この小説のクライマックスでもある薩長同盟の話である秘密同盟の章に入っております。
司馬さんは小説の中で急に筆者の思いを書き込むのが特徴です。
抜粋すると・・・、
「竜馬はそれだけを言い、あとは射るように西郷を見つめた。
筆者は、このくだりのことを、大げさでなく数年考えつづけてきた。
じつのところ、竜馬のという若者を書こうと思い立ったのは、このくだりに関係があるといっていい。
~(中略)~
一介の土佐浪人から出たこのひとことのふしぎさを書こうとして、筆者は、三千枚ちかくの枚数をついやしてきたように思われる。
事の成るならぬは、それを言う人間による、ということを、この若者によって筆者は考えようとした。」
こんな感じでだ。
さて、今夜の風呂読書はそのクライマックスあたりを読破しようと思う。
現在、この小説のクライマックスでもある薩長同盟の話である秘密同盟の章に入っております。
司馬さんは小説の中で急に筆者の思いを書き込むのが特徴です。
抜粋すると・・・、
「竜馬はそれだけを言い、あとは射るように西郷を見つめた。
筆者は、このくだりのことを、大げさでなく数年考えつづけてきた。
じつのところ、竜馬のという若者を書こうと思い立ったのは、このくだりに関係があるといっていい。
~(中略)~
一介の土佐浪人から出たこのひとことのふしぎさを書こうとして、筆者は、三千枚ちかくの枚数をついやしてきたように思われる。
事の成るならぬは、それを言う人間による、ということを、この若者によって筆者は考えようとした。」
こんな感じでだ。
さて、今夜の風呂読書はそのクライマックスあたりを読破しようと思う。