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大型薄型テレビ

2004年09月20日 | ハイテク
引っ越す時に、「やっぱテレビも薄型大画面のものに変えたいよねー」とよく話をしていたものである。
実際家電売り場に行っても、プラズマと液晶がもの凄い展示スペースを使って客に一生懸命買わせようとしている。
ハイテクフェチのこの私が、それに便乗していないのは意外に思われるものだが、それにはやはり理由がある。

まず、プラズマは何と言ってもあの解像度の低さであろう。
普通の映画とかだとまだ我慢出来るかもしれないが、「ファインディング・ニモ」のようなCG系のものだと、その荒さは顕著に現れますな。
それに、あの画面への環境光反射はなんとかならんかね。あれじゃ夜しかテレビを見る事が出来ない。

で、液晶の方はというと、まずは高い。
30インチ位だとプラズマとは大して変わらないが、40越えると、そりゃあもう大変な金額である。
個人的にはせっかく買うのなら45以上は欲しいところなので、
そうなると液晶だと今のところの選択肢は8月に出たばっかの「これ」しかない訳であるが、
価格は…メーカー希望価格が950,000円。もうアホかって感じ。
まぁ実際はこれくらいにまではなっているみたいだが、それでもプラズマに比べるとダメだよねぇ。
あとはやっぱ黒に締まりがない。ま、バックライトっていう性質上仕方ないとはいえ、これも見ていて辛い。
昔から言われている「描画速度」についてもやはりまだまだ改善の余地アリ。

ということで、未だにどちらかと言う答えが出ていない状況である。
ま、地上波デジタルに完全移行するのはまだ先だし、それまでじっくり考えるか…と、思っていたところに
ビッグニュースが飛び込んで来た!!(ちょっと古いけどね)

東芝・キヤノンが次世代薄型パネル発表、07年量産へ

こ、これはっ!


なんでもこのパネルは「SED(表面伝導型電子放出ディスプレー)」というもので、
なんでもブラウン管の技術を応用したものらしい。

消費電力も液晶より低いし、コントラストや鮮やかさもすごいとか。
キヤノンが初参戦ってのも、かなりの本気度が伺える。
(インクジェットの技術も使われているのがなんともおもしろい)

なんかいい事ずくめだが、やはり気になるのは値段だよなぁ。
液晶やプラズマも大量生産することでここまで価格を下げて来た訳で、
実際そんだけの価格にする為に、売る側もかなり必死だったであろう。
そこにいくら優れていても、初めから同等の価格でいかないと勝負は難しいはず。
ブラウン管の応用ということで、現在のブラウン管テレビの値段を考えるとちょっとは期待出来るが、さて。

なにはともあれ、ちょっと先の話ではあるがこいつの実物を見るまでは大型薄型テレビはお預けですかな。
その頃だと液晶やプラズマも決定打が出てるかもしれないし。


でも、ブラウン管の応用って…液晶のように近くで見ても大丈夫なの??



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