(1月3日(火)の日記から)
お正月休みで、群馬の実家へ帰省していたM田先輩(男性)とランチを食べた。
私が文化祭実行委員を務めていた高校1年の時、
M田先輩は3年生で文化祭実行委員長だった人。
先生以上に先生っぽいリーダー的存在、
そしてとても面白いキャラクターだったので皆に好かれていた。
おまけに、・・・「老け顔」だった。)
。
初めて私が委員会に出席した日、教壇で司会をしていたM田先輩を見て、
本気で先生だと思いこんでしまったほど。
卒業後も時々みんなで遊んでいたのだけど、
・・・あらま、気がついたらもう8年会っていなかったんだ。
久々に電話が来て、「お正月に帰るからその時にお茶でもどう」となったのはいいけれど、
32歳になったM田先輩をすぐ見つけられるか心配だった。
ところが実際に会ってみたら・・・、高校時代と全然変わってなーーい!
つまり、「若く」見えたのだ!
そうか、顔がやっと実年齢に近づいたのね。(←失礼)
だってほら、よく言うじゃない?
老け顔の人は、年とってから得する、みたいな(笑)。
2人とも高崎出身のくせに、2人とも現在の高崎の街に詳しくないので、
味気ないけど高島屋のレストラン街へ。
そういえば電話で話していたとき、
「先輩は今、なんのお仕事されてるんですか?」
と聞いたら、
「うーん・・・会った時に話すよ。」
と言っていたのを思い出し、再び同じ質問をしてみた。
「当ててみて」と先輩。
「エー… すぐ言わないということは、言いづらい職業ってことですよね?」
「まぁそうだねぇ。」
「それは、やばい仕事だから?それとも恥ずかしい仕事だから?」
「うーん やばくはないけど、恥ずかしい、かな。特に女の子の前では言いづらい。」
――――わかった!!!
「AV男優ですか?!」
「――近い!」
えええええっ。半分冗談で言ったのに、近いの?!
AV男優に近い?「近い」?
その類で他の職業って、一体 なんだ?
――と、いろいろ思い描いてみるが、なかなか浮かばない。
すると、M田先輩が言った。
「正解はね、アダルトビデオの営業担当。」
「あーーーー・・・・そういうことですかぁ」
いやぁ・・・・ごめんなさい、一瞬とはいえ、M田先輩のハレンチな姿を思い描いてしまいました(笑)。
「俺のところは業界の中でも割と大きな会社だから、普通にスーツ着て営業に出かけるんだよ。でも女の子の前でこの職業言うと、引く子もいるからねぇ、やっぱり言いづらいね。」
しかし、私は意気揚々と目を輝かせて言った。
「えーーー、でも儲かりそうですねぇ!だってエロ&風俗業界は、不況知らずって言うじゃないですか!(←いつも須田鷹雄さんが言っている)え、じゃぁ先輩は、AV女優と会ったりすることもあるんですか?アダルトビデオを社内割引で見られるんですか?AVに囲まれて仕事してると、性欲が麻痺してきませんか?」
引くどころか、話題にくいついてきた私に、逆にM田先輩が引いていたようだった・・・。
・・ゴホン、失礼しました。
AVの営業というのは、つまりいろんなビデオショップなどをまわって、
お店で置いてもらえるように売り込むことらしい。(もちろんそれだけじゃないけど)
ということは、きっと、
「店長さん、今回の新作は絶品ですよぉ、なんたって●●モノで、○○まで出しちゃうんですから、たまりませんよ。グヘヘヘ」
なんていう営業トークをするのかしら。
世の中、いろんな職業があるんだなぁ・・