ラジオDJ 須藤ゆみの日記

ラジオパーソナリティー&ナレーター、須藤ゆみの昔のブログです。最新のブログはhttp://sudoyumi.com/です

劇団ひとりのベストセラー

2007年04月28日 | 映画・ドラマの感想
今日は1年前にsite911エンタメサイトでお薦めしたこちらの本をご紹介!

お笑い芸人「劇団ひとり」の処女作 『陰日向に咲く』

「デビュー作とは思えない」「とにかくうまい」などなど大好評で、
売り上げは65万部を突破したベストセラー。
当時はずいぶん話題を呼んだので、「そんなに面白いの?」と気になっていた方も多いのでは?

この『陰日向に咲く』は、世の中の「落ちこぼれ」的な男女5人を描いた短編集です。

5人の主人公は、ホームレスに憧れるサラリーマンや、アイドルおたくの青年、多額な借金をかかえるギャンブラー、あぶなっかしい家出少女、うだつのあがらない芸人・・などなど、世の中からちょっとずれてる人たちやどこか欠けている人たち。

5作品それぞれ主人公も時代も違って一話完結型だけど、
ちょっとずつリンクしていて、同じ登場人物が出てきたりするシーンがあるので

「え、この人がさっきのあの人?!」

と発見するのも楽しい。

5話とも本当にそれぞれ面白いんだけど、私は第2章の「拝啓、僕のアイドル様」がおかしくておかしくて、笑い転げて読んだ。
こらえてても、どーしても笑ってしまうので、自宅で1人で読むことをお勧めします。
電車なんかで読んだ日にゃぁ、顔がニヤけて怪しまれること間違いないし。



そうかと思うと、涙が止まらないような切ない章もあるので、
やっぱり、人前で読むことはお勧めしませんね。

――笑って泣けてそして考えさせられる、全5編の短編集です。


あ、短編集とはいっても、連作短編集なので、ちゃんと1作品目から読まないと、
話がつながっていかないので、第1章から順番に読んでいきましょう!


あまりの面白さに、各メディアからは、
「ぜひドラマ化させてくれ」
「いや、うちで映画化したい」
などなどの声が多く、映像化を巡って各社で争奪戦が起こっているんだとか。
それももう1年前の話だから、現在はすでに実写化の準備が始まってるかもね。


爆笑問題の太田光さんがこの本を大絶賛していて、


「この小説が直木賞を受賞しなかったら、日本の文壇は腐っている」


とまで言い切ったそうな。

―――まぁ直木賞は大げさかもしれないけど、
でも本当にセンスがあって、あたたかい話ばかりで、
「え、あの芸人さんが?!」と驚かされます。
・・もともと芸風も個性的で面白いですけど。

騙されたと思って、読んでみてはいかが?

陰日向に咲く

幻冬舎

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
面白そうですね (菊元)
2007-04-29 11:49:42
読んでみたくなりました。(^-^)

近くの本屋さんに聞いたところ、いまは置いてないって!(>_<)

でも、そうなるとさらに気になってしまいましたので、大きな本屋さんに行ってみます♪

電車の中で読んでしまいそうなので、連休の間に何とか読みたいな。(;^_^A
返信する
あらっ? (菊元)
2007-04-29 11:55:19
また途切れてしまいました。



無いと余計に気になってしまいますので、大きな本屋さんに行って、探してみます♪

電車の中で読んでしまいそうなので、なんとか連休間に読みたいな。(;^_^A
返信する
確かに (口笛)
2007-05-01 08:31:54
本屋さんにありませんでした。



ブックオフなんかで探してみますわ。
返信する
祝・映画化! (菊元)
2007-05-01 10:09:10
岡田准一さん主演で映画化されるそうですね☆

主人公が良すぎる感じもしますが…。(;^_^A

どんな映画になるか、期待です。o(^-^)o
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え?ない? (須藤ゆみ)
2007-05-08 14:05:40
え、本屋になかったですか???

私はどの本屋に行っても、毎回、山積みされてますけど・・・

まぁ今回の映画化決定によって、
また大量増刷されることでしょう♪
返信する
Unknown (森333)
2009-11-21 10:28:28
履歴の様なのをみると劇団ひとり
さんは川島省吾さんの様ですね。
まだこれよめてないんですよね。
返信する

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