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鞍馬天狗

2021年08月26日 | 読書
次の時代小説時代小説ベスト・セレクションで1編だけ読んだ
大佛次郎の鞍馬天狗でございます。

最近では2008年にドラマ化されているんですね。



プーが読んだ短編「風とともに」だけでは
鞍馬天狗がどこの誰でなんでそんな名前になっちゃったのか
まったく分からなかったので一から読んでみようと思ったのですが
はい、結論、よく分からんかったです! あはははは。

幕末という大きな流れの中で
勤王の志士である鞍馬天狗は幕府側の新選組と戦うわけですが
別に倒幕を推進するわけでもなく、近藤勇とも男の友情みたいの育んだり。

第1巻は鬼面の老女、御用盗異聞、小鳥を飼う武士。
なかなか面白いけど…別に…いや、もうちょっと頑張ろう。

第2巻は角兵衛獅子、天狗廻状、雪の雲母坂。
え、何この角兵衛獅子、いきなり文体が違うぞ?
「ですます調」だし、なんか…と思ったら「少年倶楽部」連載とな。
子供向けに書かれた作品だったのですな。ふむ。

なんか、読み切り長編集といった感じです。
それぞれのお話で協力/共闘した同志のその後が分からなくてモヤモヤ。
繰り返し出てくる人もいるけど…。
絶体絶命、危機一髪でも絶対に死なない鞍馬天狗。
もう、ザ・冒険活劇!って感じですな。

第3巻、5巻も長編が3編ずつ。
第4巻は短編が7編で、その中にプーが読んだ
「風とともに」が収録されているようですが
ちょっと疲れちゃったので(飽きたとも言う)
2巻で打ち止めとさせていただきます!
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