プーのひとりごと…

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改め
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銭形平次

2021年08月04日 | 読書
次の時代小説は野村胡堂の銭形平次捕物控です。

銭形平次と言えば大川橋蔵ですよね~♪



ほぉ、18年間で888回の長期シリーズ!
「1人の俳優が同じ主人公を演じた1時間ドラマ」として世界最高記録!
ギネスブックに認定! すごい番組だったんですね~。
んでも終了する前年から体調を崩し、終了した年に亡くなっています。
まだ55歳! あらやだ、そんなにお若かったのね。 とても残念です。

さて小説。長編短編あわせて383編あるらしいのですが
プーは全3巻の傑作選を読みました~。



うんうん、プーとしては人形佐七捕物帳より面白かったかな。
ちゃんと「銭」を投げてましたよ、銭形平次!
鍋銭ってのを使っていましたがレファレンス協同データベースによりますと…
 江戸時代通用の寛永通宝鉄銭の俗称。元文4(1739)年から発行。
 幕府は元文の改鋳の際、銅から鉄に原料を切り替え、
 一文銭を大量に鋳造し通貨供給量を増加させた。
 明治30年まで通貨として流通していたので
 俗称もその頃まで使われていたようだ。

だそうです! うーん、どのくらいの価値があったんだろう?
一文っていうのは古文書ネットさんいわく約12円。
ふむ、その当時の12円はどのくらい価値があったんでしょ?
そういえば「ここぞ!」ってときは1両投げてたこともありましたぜ。
よっ、親分、太っ腹! ははは。

銭形平次って捕物帳なのに犯人を御用にしないことがけっこうあります。
親や子を守るためにやむを得ず鬼畜な野郎を殺めてしまう。
そんな事情があると平次はお手柄を放棄して
見逃したり、なんとか丸く収めてあげようとするんですよ。
粋でいなせな江戸っ子なわけです♪
Comments (2)
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