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木枯し紋次郎

2021年08月09日 | 読書
次の時代小説は笹沢佐保の木枯し紋次郎でございます。
もう何と言っても中村敦夫ですよね~。



ふふふ。読んでいても浮かんでくるのは中村敦夫紋次郎でした!

さて、本なのですが図書館には…



この1冊しかありませんでした。なぜに?
すごく残念です。5話入っていましたがもっと読みたい!
最近読んだ中では小説として一番良かったのになぁー。
池波正太郎の次くらいに面白かったのになぁー。
ハードボイルドです。かなりバイオレンス。R指定だな。ははは。

紋次郎は無宿渡世人。はて、それはどういう意味?と調べました。
イミダス(なんか懐かしい!)のこちらのページに説明がありました。



無宿=今でいえば戸籍が無い人ってことですかねぇ。
どこの市町村にも属してないって感じ。
紋次郎は貧しい農村で生まれてすぐに「間引き」されそうになったのを
姉の機転で命拾いするけど死にぞこないみたいに言われて
10歳で村を飛び出してしまいます。
物語ではもう紋次郎は30歳を過ぎているので、
この20年どう暮らしてきたかは不明です。

渡世人=博徒として賭場から賭場へ渡り歩く風来坊。
ニヒリスト紋次郎は生きることに執着はなく
いつ死んでもおかしくない身と思いながら歩き続けます。
人助けをしたいとも悪人を懲らしめたいとも思わない。
でもたまに人並みの感情を覚えて助太刀することもある。
んでもだいたいそういう人たちがまた理不尽に殺されちゃうんですよ~。
それで冷たい怒りに震えて悪党どもを滅多打ちにします。
カッコいいっす。ふふふ。

う~ん、やっぱもっと読みたかったな~。
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