「Portraits of Hope」

ハービー山口さんの写真展に行ってきた。
＠川崎市市民ミュージアム

世の中には悪いヤツだっているのに、ハービーさんの写真に写ってる人はみーんないい人に見える。
ハービーさんが人を見る目があるのか、人間本質はみんないい人なのか、なんでだろぅ。
こんなにいい顔してる人に悪人はいないよな～って思えちゃうような素敵な笑顔ばっかり。

23歳でロンドンに渡った頃の写真からアラカン（なんですって！）の最近のものまで、すごくたくさんの作品が並んでいるんだけど、テーマは一貫してる。
人間の優しさ、愛、そんな写真。
後のトークショーで、「人が人を好きになる写真が撮りたい」ということをおっしゃっていた。

すごいなぁ、と感激しながら参加したハービーさんのトークショー。
のっけからのおやじギャグの連発に大笑い
写真界のきみまろ？
いや～こういう方でしたか

でもそんな中にもいいお話がいっぱいあって、
他人と比べることはなく、今できること、自分だからできることをやればいい。
あたりまえにフツーの話しっぽいけど、ハービーさんのコトバだと何だか説得力あったなぁ。ギャグを織り交ぜてても（笑）

学生時代に組んでたバンドメンバー、ポールとジェフのその後の活躍の話しもビックリしたぁ

トークショーのあと、新刊写真集買っていただいた方にサインしますよ～ってことで写真集を手にした方たちがハービーさんを囲んで懇談っぽくなったので、あたしたちはちょこっと遠慮。
他のお客さんたちがはけた頃に「DATE」を手にこそっと近づいていったら
「あ、吉川さんですね」
と気さくに話しをしていただきました。
吉川の写真は展示されてないんだけど、
「あの東欧の写真を撮ったとき、隣に吉川さんいたんですよー」

すごくあったかい雰囲気のハービーさん、実際とっても優しくお話してくださって、川崎＝遠いなぁ、と思ったけど（意外に近かった）、今日行けてよかった。

写真展は8月16日(日）まで