夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

マルチーズとシュナウザー

2016年04月04日 | ペット


知人を介して譲っていただいたマルチーズ、小さな網カゴの中に収まる子犬だった
私が飼うのでなくて郷里の父母と末弟の元に新幹線で連れ帰った

バスケットの中でおとなしくしている彼女にタオルをかけて「料金は?」と聞いたら「気をつけて行ってください」と粋に返してくれた車掌さん、ありがとうございました
3時間余りの電車の旅をジッとして我慢してくれた

駅に出迎えに来た父にプレゼントだよとばかりにバスケットを渡すと満面の笑みを浮かべて嬉しそうだった
以来「メリー」は老父母と末弟の三人の家族の一員となって郷里で末永く暮らすことになった


そして娘たちが小学生の頃、百貨店でミニチュア・シュナウザーと出会う
耳の長いおひげの犬種で、気難しそうな大学教授といった風格がある

ペットショップのケージと屋上での散歩の毎日だった彼女は退屈を持て余していた
やんちゃで頑固者、犬種の持つ性格に加えて個性がある、彼女は当地での生活にすぐ慣れて近隣の散歩仲間デビューすることになった

しばらくして猫を飼うことになった我が家、「犬と猫は一緒で大丈夫かしら?」という心配は必要なかった
同性なのに新参者の子猫は、シュナに寄り添って寝ることになる

数年後子猫だった彼女の弟と妹たち計4匹が加わることになった
するとお姉ちゃん猫は、犬とはいいのだが弟妹猫とは一線を画してはばからない

そして風来坊の「ギンちゃん」が登場する
この大型のふわふわ茶トラくんは、無類の犬好き、というよりシュナを慕って止まない

シュナに紐をつけて散歩に出かけようとすると嬉しそうについてくる
彼女と一緒に外に出て戯れるのが、この上なく楽しそうだった

同じような大きさの銀色と茶色の生き物は、遠目に「2匹の犬の散歩」と映るらしい
近寄ってきた犬の飼い主は、うち一匹が猫と知って驚いた「えーっ!猫なのーっ!」っと

血統証付きの動物は優生学的には問題が起きやすいようだ
飼い主の無知や勝手で病気に悩まされたり最終的には癌でかわいそうな晩年だった

しかしシュナちゃんは猫たちにもてた、メスなのに男の子のような風格があった
「今度飼うならまた同じ犬種にしたい」と思う飼い主の気持ちがなんとなくわかるような氣がする

外で見かけるシュナウザーを見るとつい話しかけてしまう、今でも





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