夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

大きな矛盾を抱えて自分だけの道を探す

2016年07月05日 | 日記・エッセイ・コラム


政治と宗教の話はしないほうがいい
仮に総論賛成であったとしても、各論で意見が分かれてややもすれば友を失いかねないからだ

音楽を通じて政治的な主張をしてきた歴史がある
ピート・シーガーの「花はどこへ行ったの」のように反戦を象徴する歌を作り、それがヒットする

米ソがベトナムで代理戦争をしていた時代、命を失ったり体や心に傷を負って帰国した人たちやその家族たち
ボブ・ディランやピーター、ポール&マリーが歌う歌にはそうした平和への願い、思いを共感できる要素があった

日本でもベトナム戦争に対する批判をはじめ、学生運動が起こった
拓郎の作った歌はそうした活動家の気持ちを代弁するかのようであり愛唱された

ジョン・レノンはあからさまに音楽活動で平和を訴えた
「Revolution」にしても「Imagine」にしてもベッドインパフォーマンスにしても世界に向けて発信した

日本でも忌野清志郎のライブや日の丸レコーディングなどロッカーとしての生き方が共感を呼んだ
今でも彼の命日には彼の歌を歌うファンがいる

若き日の太田光氏に面談を申し入れた清志郎氏のエピソードが興味深い
一票で世の中が変わらないなら、、、と書いた彼に物申す

ミュージシャンが直接政治に関わるケースがある
沖縄の喜納昌吉さんが記憶に新しい

その沖縄に居住する元ミュージシャンが選挙に立っているという

選挙、そして政治に対するスマートさを庶民は求めている
清廉潔白で高貴な人でなくともいい、人間味溢れる魅力のある人がいい

政策に一つくらい誤りがあったとしてもいい、が訂正する勇気も持っていてほしい
そして音楽を集団催淫効果の手段として利用しないでほしい

真のリーダーシップとは演説やパフォーマンスでは分かり得ないことだと思うのだ
だからミュージシャンは、音楽で思いを伝えようとするのではないか

音楽はわかりやすくて高等な伝達手段なのだ


原子力は要らねえ!電力は余ってる!♪忌野清志郎 サマータイム・ブルース

ラストデイズ 「誰にも歌えない歌~忌野清志郎×太田光」

20160630三宅洋平 選挙フェスDay9 多摩センター「この機会をぜひ革命のために使って下さい」東京都選挙区 参議院選挙


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2 コメント

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Unknown (伊藤)
2016-07-08 01:48:04
三宅さんの立川での演説、応援に行きました。賛否はともかく政治に無関心な、いや政治家やマスメディア、その上の権力者によって親の代から無関心にさせられた若い人達の心に
火を付ける希代の政治家に彼はなり得ると思います。新しい時代のうねりは確実に胎動していると感じます。
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歩く道を探す (yumenosuke)
2016-07-08 02:30:55
政策や公約に賛同することもありますが、信頼できそうな人、政治家がいない現実は何とかしなければいけない、日本は今そういう時期に差しかかっているのでしょうね。危機意識を共有し現実の問題を議論できる人たちの集まりに音楽が役立つなら嬉しいですね。
ハワイ珈琲11号線に自転車でやってきた忌野清志郎さんにお会いしたかった、彼の話を伺っていた時、店内にいた一匹のハエを「殺さないで!」と制した藤本さん、あのハエは清志郎さんだったと思うのです。
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