夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

歌うバンド

2015年04月01日 | 音楽


バンドが一体となって、一つのサウンドを形成した時初めて「バンドを実感」する。
てんでんばらばらに単に音を出しているだけの状態から、ひとかたまりの音になった時だ。

その次のステップとしてそのバンド、そのメンバーでしか出せないサウンドが出来上がる。
音楽仲間Tさんは、これを「バンドの音」と表現した。

そして経験を積み重ねると初対面のメンバーとセッションしてもそこそこのレベルの音が出せるようになる。
新鮮なイメージで演奏するには、予備知識や練習などないほうがいい。

1995年のマリア・マルダーとエイモス・ギャレットのライブ映像を見ていてこれを感じた。
つまりバンドメンバー全員が一つの鳥になって歌っている。

滑らかなピアノ、キーボード、あくまでも自重気味なベース、美しく空間を彩るドラムス。
スケールを危なっかしそうに計算通りに動くギターとマリアのボーカル。

ボーカルが突出しているとかギターがとかではなく、全体が歌っている。
それはとどのつまりマリアやエイモスの力なのかもしれないが、5人の力が何倍にもなっていると言いたい。

ブルースか、ジャズか、カントリーか、ジャグか、、。
そんなことはどうでもいい。

リズムを見事にコントロールして綺麗なファルセット。
森に響き渡るキツツキのようなスネアとドラミング。

こんなバンドをやってみたいと思わないか。




I'm a woman / Maria Muldaur & Amos Garrett live1995

Secondline / Maria Muldaur & Amos Garrett live1995

Classic Drum Battle_Charly Antolini_Huub Janssen_Pete York_1997_Germany Europapark.mp4

Helge Schneider feat. Pete York Georgia on my mind

Maria Muldaur - Louisiana Love Call

Maria Muldaur sings Bob Dylan


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