我が工房と連携している やまなしまなびネット から引用し掲載させていただきました。
1 トンボと言えば
トンボと言えば何を思い浮かべるでしょう?
トンボ鉛筆・グランド整備の道具・トンボ玉・竹とんぼなど、多くのものに使われてい て、私たちの身近な存在であることが分かります。
歌では、赤とんぼ・とんぼのめがね等の童謡から、長渕剛さんの歌まで多くの世代の 人々に親しまれています。
2 なぜトンボと呼ばれるか
「飛穂」や「飛ん棒」からきている、といった説があります。
3 生態
トンボは、オニヤンマ・ギンヤンマ・アキアカネ・シオカラトンボなど、日本には約 200種類のトンボがいるそうです。(全世界で約5000種類)幼虫はヤゴと呼ばれる水生 昆虫で、鰓(エラ)を持つ肉食性の昆虫です。一見すると全く違う生き物のようです ね。成虫になっても肉食性で、カ・ハエ・チョウなどを空中で補食します。ほとんどの オスは縄張りを持ち、生息に良い場所を独占して、他のオスが縄張りに侵入すると激し く攻撃するそうです。
4 文化
トンボは古来「秋津」と呼ばれ親しまれてきたそうです。また前にしか進まず、不退転 の精神を表すものとして武士に尊ばれてきました。勝ち虫と呼ばれ、縁起物として兜飾 りにもなっています。また、徳川家康の右腕として有名な本多忠勝は、蜻蛉切と呼ばれ る6mもの長槍を愛用していたそうです。