goo blog サービス終了のお知らせ 

57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

KSC Fastest Cup 第4戦 ヒート2

2020年09月03日 | 2020年レース
2020年8月30日 KSC Fastest Cup 第4戦 ヒート2 ノービス&エキスパート混走

8月30日に行われました、レンタルカート のワンメイクレース
『FASTEST CUP第4戦』のレポート続編です。
今回は第2ヒートから。
ひとつのヒートが終了するごとに、体重測定、および車の抽選があります。

ドライバーが、小脇に抱えているお風呂マットのようなもの。これは……。
今回使うレンタルカート、ビレルN 35は、シートが固定なのです。

そのため小柄な選手はブレーキ、アクセルのペダルを合わせるのに、
自分の体とシートの間にパッドを挟み込んで調整するのです。

第2ヒートでは、今回『リバースグリッド』を採用。
😲😲ワオッ!!ですよね。
1位をとったドライバーから順に、最後尾のグリッドからスタートします。
『速い』『うまい』ドライバーたちが、どのように後ろから追い上げるのか?
見どころいっぱいですよ。
これも、レースを存分に楽しむ、レンタルカート ならではの趣向ですね。
第2ヒートまで、しばし休憩。
涼しいエアコンの効いた休憩室に入ると、スラッとした少年に出会いました。

少しお話をしてみます。彼は瀧口純輝くん。
なんとまだ、中学1年生。

「えっ、身長ナンボあるのん?」と関西人、丸出しで尋ねると

「171cmあります!」
と爽やかに答えてくれました。う〜ん、好青年、いや、好少年だなぁ〜。

レーシングスーツには、『グリコ』のスポンサーロゴ。
はて、どっかで見たぞ? このツナギ。
純輝くんのヘルメットには

『SRS』のロゴ。
もしかして……
『はい、鈴鹿のレーシングスクール入ってます』
彼はSRSでカートを学び、鈴鹿選手権シリーズ
のjunior MAXクラスに出場している、とのこと。
今のうちから、いろんなタイプのカートに乗って、腕を磨く、と言うのは、
自分のカートスキルに、たくさんの『引き出し』を作ることにつながります。
瀧口くん、ガンバってね!
***
さて、ヒート2が始まります。

耐久王者の中島さん、どうやら1号車のエンジンがかからない様子。

メカニックのSさんのヘルプでエンジン始動!(カメラ目線ありがとうございます!)

第2ヒートの模様は、ページトップの動画をご覧くださいませ。
このヒートはまさに、リバースグリッドならではの『楽しい、美味しい』と言う走りが楽しめましたね。
中島照弘さん、まさに王者と呼ぶにふさわしい走りで、エキスパート最後列から
ガンガン追い上げて、4位フィニッシュ。
そして決勝ヒート。
2020年8月30日 KSC Fastest Cup 第4戦 エキスパート 決勝


リザルトはこちら。

ノービスクラスの表彰式

エキスパートクラスの表彰式。中島さん、優勝おめでとうございます。

KSCレンタルカート レース、ファーステストカップ 決勝ヒート終了。ピットでみんながお出迎えします

この動画は、決勝ヒートを終えて、ピットに戻る選手たち。健闘を称えて、ハイタッチで出迎えるピットの皆さん。
レンタルカート のレースって、なんか、いいよね。
みんなが、おんなじ車を使って競い合う。だから、はっきりと『腕の差』が出るんですね。
しかも、格安で、思う存分、スポーツ走行を楽しめる。
いやぁ〜、僕もレースで、走りたくなったゾォ〜!
まあ、あと15kg痩せたら、の話なんですけどね……😁😎😅


写真、および本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 車ブログ 車 モータースポーツへにほんブログ村

2020年8月30日 KSC Fastest Cup 第4戦 ヒート1 ノービス&エキスパート混走

2020年09月01日 | 2020年レース
2020年8月30日 KSC Fastest Cup 第4戦 ヒート1 ノービス&エキスパート混走

レンタルカート専門ブログ、と言いながら、なかなか、レンタルカートのレースをご紹介できずにいました。
レンタルカートファンの皆様、お待たせいたしました。
今回、本当に久しぶりに、レンタルカート のレースをレポートしますね。
8月30日に行われました、『FASTEST CUP第四戦』
マシンはビレルN35です。

場所は私のホームコース。神戸スポーツサーキット
神戸市西区伊川谷町にあります。
実はワタクシ、同じ西区の伊川谷町に住んでおります。
カートファンにとっては

『なんと恵まれた環境だ?!』

と思われるでしょうね。
僕の自宅からサーキットまでは、スクーターで約30分。
実は、神戸市の西区は、とっても広いのです。
神戸と言うと『港町』『海が見えるオシャレな街』と言うイメージがありますが……。
😎😎😎フォッ、フォッ、フォッ。
実は『海の見えない神戸』もあるのですよ。神戸の北区や西区は、海が見えないところが多いのです。
田んぼや畑も結構あります。
サーキットへ向かう途中、田園地帯を通ります。
農家のお父さん、お母さんが、耕運機や、草刈機で作業しているのを目にします。
春には
『おお~、田植えじゃぁぁ~』
秋には
『おお~、稲刈りじゃぁぁ~』
そんな風景を見ながら、のどかな田舎道を、オンボロスクーターをいたわりながら、トコトコ走る。
僕のお気に入りの時間なのです。
***
さて、そんなこんなで、サーキットに到着。
レース当日とは言え、全日本やSLレースのようなピリピリした雰囲気ではなく……。

やや、まったりとした時間が流れております。

オフィシャルのテントには、鉛のウェイトがありました。

ドライバーが基準体重の70kg未満の場合は、カートにこのウェイトを積み込みます。
さて、パドックをうろついていますと、

ムムッ、なんだ、このオーラは。

やや、ハニカミながら、笑顔を見せていただきました。

2019年KSCレンタル耐久レースチャンピオンの中島照弘さん、その人であります。

レースの当日に『⭐️チャンプ⭐️』と、こんなに和やかにお話ができるのも、レンタルカート レースの楽しさですね。
神戸スポーツサーキットでは、パイロンの位置を変えて、コースが変更できるようになっています。
今回のレースは『Cコース』
S字コーナーを抜けて、ショートカット。次は左回りアクセル全開の高速5コーナーを回る、と言うレイアウトです。
チャンプ中島さんは、どんな走行ラインを取るのか? ここは見どころですよ。

さあ、ボチボチお時間ですね。では、タイムトライアル、行ってみよ〜!!

レンタルカート のレースとはいえ、ちゃんとオフィシャルビデオも撮影してくれています。

しかもレースアナウンサーは、全日本カートでもお馴染みの稲野一美さん、と言う贅沢さ!!

皆さん、やはり、走りがスムーズですね。

休憩室のモニターには各選手のタイムが表示されています。
レースはタイムトライアルのあと、第1ヒート、第2ヒート、そして決勝ヒートまであります。
さらには午後から3時間耐久レースもあり、スプリントとダブルエントリーしている選手が多いのです。
酷暑の中、皆さん、本当にタフですねぇ〜!

(次回へ続く)

写真、および本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 車ブログ 車 モータースポーツへにほんブログ村

全日本選手権 という風景

2020年08月31日 | 2020年レース

カートの『全日本選手権』
これはサーキットにとって、いち年に一度きりの祭典
せっかくですから、その雰囲気をフォトスケッチ風にご紹介しましょう。

コントロールタワーにたなびく『日の丸』と『JAF』日本自動車連盟の旗。
これも一年に一度きりの風景なのです。
パドック内はこの賑やかさ。ちょっと、近寄りがたい、緊張感があります。

コントロールタワー横にある掲示板。タイムスケジュールや、パドック割り、公式通知などが張り出されます


ジュニアの選手たちのエンジンは、主催者から朝一番に配られる『デリバリー制』なのです。

エンジンには、封印も施されているのですよ。
タイヤも決勝用に1セットが配られます。

各クラスの結果は、すぐにプリントされて配られます。

下の写真。これはコースイン前の待機エリア。

ここにあった温度計は、なんと『41℃』
アスファルトの照り返しが強烈なのです。

待機エリアに選手たちが集まってきました。

ここで、フロントフェアリングが取り付けられます。
(ゼッケン33番は安藤哉翔くんのマシン)

そしてコースインしていきます。

下の写真、1コーナー側の観客席。風がよく通って気持ちええ〜! 特等席じゃぁ〜😀🤗!

1コーナー観客席のすぐ横にある電光掲示板。時計と各選手のラップタイムが表示されます。
(レンタルカート でも、慣れるとこの数字が読めるようになりますよ)

1コーナー側の観客席にはオフィシャルのビデオカメラ。

選手、チーム、関係者の皆様は、各サーキットを転戦します。
まだまだ暑い日が続きますが、体調に気をつけて、いいレースを見せてくださいませ。
参考に神戸スポーツサーキットでのレーシングカート車載映像を。けんじくもん様からお借りしました。
神戸スポーツサーキットKT練習走行令和元年6月1日


選手たちは酷暑の中、こんな風景を見ながら走っているのですよ。


写真および本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 車ブログ 車 モータースポーツへにほんブログ村

全日本カート選手権2020 FS-125 西地域 第3戦 決勝ヒート

2020年08月29日 | 2020年レース
全日本カート選手権2020 FS-125 西地域 第3戦 決勝ヒート

8月23日の日曜日、神戸スポーツサーキットで開催された
『JAF全日本カート選手権西地域第3戦』
僕が注目する選手のふたり目は。
FS-125クラスに出場している、ゼッケン33番 安藤哉翔(かなと)くん。16歳、高校一年生です。


(写真は、予選ヒートを終えて、車検場に戻ってきたところです)
僕が親近感を抱くのは、彼がレンタルカート からステップアップした選手だからです。

(写真のドライバーは安藤くんですよ)
カートレースで、全日本チャンピオンを目指そう!! という親子にとって、順序としては、

①キッズカートを始める(四歳から始める子もいるのですよ❗️😲)
②カデットにステップアップする。
③ジュニアにステップアップする。
④FS-125にステップアップする。
⑤OKクラスにステップアップし、カートの頂点を目指す。

ほぼ、この流れが一般的かと思います。
安藤かなとくんは、レンタルカートのレースで腕を磨き、表彰台、常連組でした。

写真左はお父さんですよ。僕が嬉しくなるのは、お父さんも自らレンタルカート に乗って、レースに出ていたことです。
さらに、かなとくんと組んで、レンタル耐久レースにも出場。表彰台にも登りました。
そして、かなとくんとお父さんは、ステップ③のジュニアカート選手権に参戦を決意。
社会人で言えば、まあ、『途中入社』みたいなもんですね。
他の子供たちは、キッズの頃から『カートの英才教育』を受けてきた、いわば
『生え抜きのエリート』な子供たちなのです。
中学生でも、すでに『カート経験10年』‼️😲😲なんて子が、当たり前に、いる世界なのですよ。
******
僕は社会人として、幾度かの転職を経験しています。
すでにある会社組織、人間関係という『秩序』の中へ『横から入る』ことの難しさは、よく知っています。
だからこそ、レンタルカートからステップアップした、かなとくんを、僕は応援したくなるのです。
しかも、彼は8月9日のSLレース FS-125クラスで、ポールツゥウィンで優勝。

レーシングカートでの実力も示しています。
今回の全日本選手権第3戦神戸ラウンドでは、厳しいレースでした。しかし、決勝5位完走。ポイントをゲットしました。


今年は本当に暑くて、大変なレースが続きますが、次のレースでも、いい走りを見せてくださいませ。


写真および本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 車ブログ 車 モータースポーツへにほんブログ村

全日本カート選手権2020 FP-3 西地域 第3戦 決勝ヒート

2020年08月28日 | 2020年レース
全日本カート選手権2020 FP-3 西地域 第3戦 決勝ヒート

8月23日の日曜日、神戸スポーツサーキットで開催された
『JAF全日本カート選手権西地域第3戦』
ボクはこの日、お目当ての選手が2人いました。
ひとり目は、以前、特集で取り上げた女子レーサー、坂上真海選手です。

今シーズンは、全日本のFP-3クラスにエントリーしています。
今回、神戸スポーツサーキットに少しでも慣れるため、坂上真海選手は、8月9日のSL神戸レースにも参加していました。
しかし、自分のイメージ通りの走りができていない様子でした。
レース終了後、
「走り終えて、どうでしたか?」という僕の問いに、
しばし、沈黙。空を見上げて、

『自分の中で、整理がつかないです』と一言。

とっても悔しいレースだったんでしょうね。
その悔しかった経験が、今回の全日本選手権 神戸ラウンドで活かせたのではないか、と僕は思います。
23日の全日本選手権FP-3レース。時系列を追って見ていくと
坂上真海選手
タイムトライアル 7位 ベストラップ 45.714-
予選ヒート    5位 ベストラップ 45.505-
決勝ヒート    3位 ベストラップ 45.627-


見事3位表彰台をゲットしましたね。
今回の全日本神戸ラウンドでは、SLレースでの悔しさが、少しだけ和らいだかもしれません。
彼女の意志の強さ、そして高い目標を掲げてレースを戦う姿。
是非、次回は表彰台のてっぺんに登ってくださいませ。


これで西地区シリーズポイントランキングは現在2位。


十分、チャンピオンを狙える位置です。
今後とも坂上真海選手に注目です。


(二人目のお目当て選手は次回へ)

本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 車ブログ 車 モータースポーツへにほんブログ村