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57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

レンタルカート車載カメラ映像2018年3月14日練習ベストラップ62秒

2018年03月15日 | カートドライブテクニック
レンタルカート車載カメラ映像2018年3月14日練習ベストラップ62秒



ヘルメットにiPhoneを取り付けて走ってみました。思いの外うまく撮れていたので、YouTubeにアップした動画です。僕のヘボな運転をご笑納くださいませ。
マシンはビレルN35 エンジンYAMAHA MZ200仕様です。
この日は快晴。最高気温20℃ ダブルヘアピンのブレーキングが難しいですね。でも、そこからのラインどりなど、いい勉強になりました。2個目のヘアピン立ち上がりからの全開のタイミングなどが確認できました。なんとか、今年中に60秒の壁を突破したいですね。8号車、よく頑張ってくれました。ありがとうね!

この日は、浜松ナンバーのYAMAHAレーシングカートチームも来てましたよ。


***写真、動画及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018

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カートはときどき三輪車

2018年03月05日 | カートドライブテクニック
僕が昨年5月、サーキットで初めてカートを見た時、まずびっくりしたこと。
カートが立ってる!!



だいたい初心者はびっくりしますね。これ見ると。
さらにびっくりなのがこれ。

左右のリアタイヤ。
一本のシャフトで繋がってる!!

うそでしょ?!
と思いました。

どうやってコーナー曲がるの?

車のメカニズムについて、僕はごく基礎的なこと以外、何も知りません。
まあ、それでも、四輪車は、コーナーを曲がる時『内輪差と外輪差』がある、ということぐらいは知ってます。
コーナー外側の車輪は長く転がる。
しかし、内側の車輪は短く転がる。
この矛盾を解決するために、一般道を走る車は「デファレンシャルギア」というものを装備しています。
まあ、僕でも、なんとかこのあたりまではついていけます。

レーシングドライバーを養成するために、カートのスキルは、今や必須条件となってきています。
そこで、カートは、速く走るための独自の進化を遂げたのです。
その一つが、キャスター角度。
ちょうど神戸スポーツサーキットで、タイヤを外したレーシングカートが置いてありました。


そのフロント部分のアップ。真横から見たときの「キングピン」と呼ばれる部品、その『傾き加減』がキャスター角度、なのだそうです。
ホイールを取り付ける3本のボルト、その奥にある円筒状の部品ですね。
確かに傾いて取り付けられてます。

カートは一般車よりも、この角度を大きく取ることによって、コーナーを曲がる時、
内側の「リアタイヤが簡単に浮き上がる」ような構造になっている、というのです。
これはカート独特ですね。
このため、カートは『3輪走行がしやすくなる』というのです。
この特性を利用して、カート上級者達は、ごく自然に3輪、あるいは3,5輪走行テクニックを使っているそうなのです。

上の写真は、全日本選手権で戦っている坂上真海選手。右リアタイヤがちょっと浮いているのがわかります。
下の写真。こちらは2017年 神戸SLシリーズFDオープンクラスチャンピオンの矢野琢磨選手の走り。

完全に3輪状態。見事にタイヤが浮き上がってますね。
こんな曲芸に近いことをやって曲がってるんですね。カートって!!
う~ん、知恵熱出てきた。
頭痛くなってきたぞ。今日はこの辺で。


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走る・曲がる・止まる、そして『減速する』

2018年02月22日 | カートドライブテクニック
サーキットを走っていると、
『あっ! そっか!!』という、いろんな気づきがあります。

2月20日 気温11℃ 久々にあったかい日でした。
いつものように僕は、神戸スポーツサーキットを、17号車で、あーでもない、こーでもない、と走ってました。

この日は、以前から課題だったブレーキングについて練習しておりました。
まずはタイヤがロックするまでガツンと踏み込む、ハードブレーキ。
コーナーでこれをやると、当然クルマはスピンします。

(スピンの後、一旦ピットに帰った17号車。スピン、コースオフのため、リアタイヤがささくれだってます)
これが出来るようになったので、次は、ロック直前の限界ギリギリ、タイヤ能力の”美味しいところ”を使おう、と練習していたのです。
最終コーナーへのアプローチ。
僕はその時、意図的に『アウト・アウト・アウト』のラインどりを試しておりました。(これはまた別の機会に)
ラインを丁寧にトレースするために、僕は「何気に」ブレーキを左足で「ちょん踏み」していたのです。
するとコーナリングするのにちょうどいい、適切なスピードに『減速』することができました。

「あっ、そっか!!」

という気づきでした。
次に「スピンの名所」4コーナー。
ここでブレーキを『ちょん踏み』
減速。
クルマの荷重は前に移ります。
すかさず、ステアリングに舵角をあたえる。
クルマは「すぃ~っ」とコーナリング。
コーナー中間ほどでアクセルオン!
リアタイヤにトラクションがかかり、コーナー脱出。
「ああ~っ、なるほど、これでいいのだ!!」と、バカボンパパのように納得。

このセッション走行終了直後のリアタイヤ。割と滑らかに使えていたようです。
***
ブレーキとは『止まる装置』である、という思い込みがありました。
走るか止まるか? オンかオフか? 
実はその中間、
『減速する』
という「第三の使い道」があったのだ、と今更ながらの発見でした。
また、ブレーキ『ちょん踏み』の効用として、フロントタイヤに荷重が移動する、という美味しい点も見逃せません。
ここで舵を切ってやれば、素早いコーナリングが可能になるでしょう。
まだ、まだ、自分の『モノ』にするには時間がかかりそうです。
***
例えば次のコーナーをできるだけ高速で回りたい。
その時、誰もがやってしまうのが(僕もそうでした)コーナー入り口でブレーキをギリギリまで我慢。
次に一気にハードブレーキで、車をドリフトさせ、今度はアクセルを踏みつけて、一気に加速。
トラクションをかけて、コーナーを早く脱出する。
見かけは派手ですよね。
一発で決まれば、かっこいい!
速いように見えますよね。
でも、その分『リスキーな走り』です。
いつ、スピンするかわからない。
しかも、ラップタイムは正直です。
「タイヤが滑った分だけ遅くなってる」
と数字が目の前に突きつけられるのです。
***
より「質の高い走り」を求めること。
スムースで、無理、無駄のない走り。
そのためには
4つのタイヤに最高の仕事をさせること。
まったく、見かけは”おもちゃのような”レンタルカートなんですが、走り込むほどに
『奥が深いなぁ~』とびっくりしますね。


なお、この日のラップタイムは下の通り。


今の僕にとって、平凡な記録です。
次のステップへジャンプするために『いったんしゃがむ』
この日の記録は、そういうラップタイムだ、と自分では解釈しています。


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