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日々の日記です。

ゆとり教育世代

2010-04-09 06:51:38 | ちょっとひとこと

いい天気です。

先日立ち読みした雑誌に、「ゆとり世代の新入社員の扱い方」
といったような内容の特集がありました。
(正確なタイトルは覚えていませんが、だいたいこんな感じ)
雑誌は20代独身OL向けのもの。
新入社員とはそれほど年齢が違わないはずなのに、
こういう特集を組めるほど、今の新入社員は「何か違う」のでしょうか

ゆとり教育が始まって10年近くなりますが(実質的開始は2002年)
今年の新入社員はこのゆとり教育を小学校か中学校から受けてきた世代、
ということでしょう。アラサーの自分たちと、受けてきた教育が違うのです。
興味を持って読んでみると、「わかるわかる」と思う内容も。
ここ数年の、自分たちより5つくらい下の年齢から、
会社で働く上で常識だと思ってきたものの考え方が違うことは私も感じていました。

「報告が無い」「マイペース」「タメ口」「自分は人と違うと思っている」
「怒ると怒った人が悪いように愚痴る」「怒ってものれんに腕押し」
雑誌の記事と、私が感じたことを羅列するとこんな感じ。
もちろん人によって、ここまで悪くは無いのですが、
あくまで「こういう傾向にある」ということです。

また、矛盾するようですが「いい子」が多いということもいえると思います。
大事に、個性を尊重して育てられたというか。
怒られたことが少なく「ほめられて育った」という世代です。
まあ、このいい子達は怒られて成長するタイプではないですよね。

そういえば、ビールか何かのCMで、
お高い料亭に新入社員を連れて行くのがありますね。
新入社員が一番高いメニューを頼み、
先輩が店の人に「すみません」とあやまると
「何であやまるんすか」とつっこむ新入社員(自信満々)
そこでさらに先輩は「すみません」。
これは、面白かったです。

教育のせいにしてはいけないけど、
(社会の変化もあるし、親世代の変化もある為)
若い社員に、何か足りなくない?と思うことはよくあり、
ゆとり教育の弊害か?と思わずにはいられません。
でも、それを「悪い」と思ってしまうこと自体違うのかな。
割り切って、辛抱強く付き合うことがこれから必要なことなのかも?

そう思うと、雑誌のこの特集記事は、
忍耐を強いられる中堅女子社員の姿を写しているようでした

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