![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/02/5758e1966169eab2fbdb2baf1f4052ab.jpg)
八戸では、毎年7月31日から8月4日まで三社大祭が行われます。
ねぶたが勇壮な祭りと言うならば、こちらは華麗な祭りといえます。
なにしろ、その山車が精巧で迫力がある。どれも素晴らしかったです。
何年か前、まだ八戸に嫁に来る前に一度見に来たことがあります。
その時は31日の前夜祭、夜に山車をお披露目しているところでした。
ライトアップされている山車も素敵。そしてものすごい人手だったのを覚えています。
今年は8月2日の神輿と山車の合同運行を見に行きました。
パンフレットに載っていたのをかいつまんで説明すると、
三社大祭はその名の通り三つの神社、
神明宮、おがみ神社、新羅神社が関わるお祭りです。
この三社の神輿行列に氏子の山車がお供をする豊作加護、報恩のお祭り。
始まりは享保6年(1721年)にさかのぼり、290年近くの伝統があります。
長い年月を経て、山車がだんだんきらびやかになってきたんでしょうね。
全27台の山車には、それぞれテーマがあり、歴史絵巻を3Dで見ているような感じ。
例えば、「ももたろう」だとこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/89/49db43af7872778831a9f46e0d817000.jpg)
中央に桃太郎がいて、下のほうに登場するキャラクターや道具があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/b5/27fc5eac75717ca3e9abb19cec4383ab.jpg)
山車が船みたいになっていますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/f4/ca5cb02ca4f00f8ead8b6dea9af02e07.jpg)
横にはなぜかウミネコ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/99/a578ba06fb88c6f6fd1cf171b86d4555.jpg)
後姿。山車は高さが10mあるのですが、交差点では信号にひっかかるので
高い部分は折り畳めるようになっています。
写真は折り畳まれた後のものです。
ねぶたが高さ4mということを考えると、三社大祭の山車は10mでかなり大きい。
本当に、見上げてしまう高さです。
ちなみに、五所川原の立佞武多(たちねぷた)は20m越えるらしいです。
20mって・・・。移動も大変ですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/82/a4fa9142a44427c38c0f069305fda5dc.jpg)
神輿行列には、甲冑武者もいました。他にも神楽や虎舞なんかも見られます。
このお祭りは子供の参加が多く、山車をひっぱったり、小さい太鼓をたたいて
「ヤーレヤーレ」「ヨイサーヨイサー」と掛け声を掛けるのも子供。賑やかでした。
ちなみに、山車には賞が付くのですが、今年の最優秀賞はこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/9f/ff8e4d9c9cd4b4dc6a1b8a7ad4444531.jpg)
「ヤマトタケル」です。いやあ、すごい。
↓こちらで全ての山車が見られます。
デーリー東北 三社大祭
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