【JOURNEY TO THE CENTER OF THE EARTH】
2008年TVM
製作国:アメリカ/カナダ
監督:T・J・スコット
出演:リック・シュローダー、ヴィクトリア・プラット、ピーター・フォンダ、スティーヴン・グレイム、マイク・ドプド、エリス・レヴェスク、リチャード・サイド
STORY:人類学者のジョナサンは、デニソン夫人から夫の捜索を依頼される。デニソンは、地球の中心へと続く道があるというアラスカの廃鉱を目指し、消息を絶ったというのだが…。
ジュール・ベルヌの「地底探検」を映像化したアドベンチャー作品です。原作者は同じでも10月25日公開の『センター・オブ・ジ・アース』とは全く別の作品。このお話、原作は未読なので忠実に描かれているのかもあやしいところですが・・・ちょっとしたネタとして観てみました。
簡単に言えばそのまま地底探検のお話です。地底へ向かったまま消息不明になったというデニソン夫人の夫を捜すために、地球の中心へと続く道から中心へと向かいます。
これが特に苦労することなく結構簡単に行けちゃうんですよねぇ。しかもそんなに深くなさそうな場所に大自然が現れるという笑っちゃう設定です。
地下空洞があるのはいいとして、太陽もないのに広大な森林、恐竜らしきものが塩の湖の中にいたり、変な鳥が空を飛んでいたりと地下というよりもタイムスリップした感じです。どう見てもこの世界は『アポカリプト』みたい。
アドベンチャーものですが、ドキドキワクワクすることもなくただ行って帰ってきただけというお話。なぜかピーター・フォンダが出てたりします。
もっとひどいアドベンチャーしてないアドベンチャー作品を観たこともあるので、こちらはまぁなんとか怒ることもなく観られる作品ではありました。
ブレンダン・フレイザー版の『センター・オブ・ジ・アース』は予告編を見る限りではアトラクション的な楽しさがありそうなので楽しみです♪