監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
出演:ザカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー、マーク・ストロング
見た目はオトナ
中身はコドモ
STORY:身寄りのない孤独な里子の少年ビリー・バットソン。ある日突然、謎の魔術師に“選ばれし者”と認められ、スーパーパワーを授けられる。魔術師に言われたとおり“シャザム”と唱えると、本当に筋肉ムキムキのスーパーヒーローに変身してしまうのだった ... (allcinemaより)
DCコミックスのスーパーヒーロー、シャザムを映画化した痛快アクション・コメディ。ひょんなことからスーパーパワーを手に入れた少年がヒーローに変身し騒動を巻き起こすおはなし。監督は『アナベル 死霊人形の誕生』『ライト/オフ』のデヴィッド・F・サンドバーグ。
シャザムは大人のスーパーヒーローだけど中身は子供という設定からして笑える。パンフによると、もとはDCのライバル社の看板ヒーローで当時はスーパーマンより人気だったとか....というのも1940年の頃らしい。ものすごい古いヒーローだったのね。後にキャラの権利をDCに譲ったそう。だからDCっぽくないなーと思ってたので謎が解けた。
古いキャラクターだからかスーツがダサい。シャザムはS=ソロモン(Solomon)の叡智、H=ヘラクレス(Hercules)のパワー、A=アトラス(Atlas)の体力、Z=ゼウス(Zeus)の全能、A=アキレス(Achilles)の勇気、M=マーキュリー(Mercury)のスピードの6つの能力の頭文字からきててシャザム!と叫べば変身....超便利。電話ボックスに入るより楽ちんだよね。
字幕版で観ました。
たぶんそれが正解かも、、、
中身は子供なので変身したての頃は里子兄弟のフレディと能力チェックできゃっきゃしてたのが可愛い。まさかのQueenの♪Don't Stop Me Nowが流れたときにはテンション上がりましたー。確かに止めないで~でしたね。ほかにもロッキーやスーパーマン、バットマンネタなどあり。ロッキーのあの階段からの眺めはホントに素敵だった。そういえばシャザムの舞台はフィラデルフィアだったね。
ヴィランはマーク・ストロングでこれまたハマり役。でも冒頭のあの子がハゲになってしまうとは...父親も兄もふさふさなのに 笑。ひねくれてこんなんになっちゃったのね。ところでハゲつながりで....製作総指揮にウェイン・ジョンソンの名前がある。出てなかったけどヴィラン側のキャラらしい....ハゲコンビで登場してほしかったわ。
痛快とまではいかないものの笑い多しで楽しめました。中身が子供だからーと妥協もあるのだけれど、どこかふざけた感でそこらへんのヒーローとは一味違うおかしさ。しかも戦隊ヒーローだったとはびっくり。笑いもあるけど登場する子供たちは里子が集まったわけあり家族、ビリーの本当の母親とのエピソードは切ない....。それもあってかラストはちょいホロり。血がつながってなくても素敵な家族。
アメコミものはエンドロールも席を立ってはいけない!
エンドロールの絵が可愛いくてバットマンやワンダーウーマンなど出てきてました。何人か帰ってしまいもったいないなーと。
鑑賞日:2019/04/20
終盤の展開はホント驚きましたよね。
まさか里子たちが?!と。
里子の人数と永遠の岩の椅子が既に伏線になっていたんですねぇ^^
今度はジャスティス・リーグ入りしちゃうのかなー?
>里子の人数と永遠の岩の椅子
そういえばそうでしたね。きづかなかった 笑
ジャスティス・リーグ...どうなんでしょうかね。
それはそれで楽しそうです。
でも最年長のメアリーはヒーローになっても全然活躍してませんでしたね。
逆に最年少少女と最も寡黙な少年が大活躍じゃないですか!
フレディやらメアリーやらchampionやら・・・
おまけにマーキュリーまで!
俺もテンションあがりまくりでした。
エンドゲーム前にさらっと見るつもりだったのに、
まさかの満点評価となってしまいました。
かなり笑えて楽しめました!!
ロッキーがあんなに努力していた階段でお菓子ボリボリしてまったりとか、いろいろな映画出てきて盛り上がりました。
パワーの実験も大笑いしちゃった。
エンドロールの後まで楽しめましたね~
物凄い古いヒーローでも現代風にブラッシュアップしてるせいかユーモアも笑えちゃいましたし、ビリーを中心にした家族のドラマも悪くなかった気がしますね。パッツンパッツンのダサいコスチュームに目をつぶればですが^^;
でもDC作品にはここまでおちゃらけたヒーローはいないですから、ある意味貴重な作品かもしれませんね?ビリー役の子達が大きくなる前にもう一作作って欲しい気がします。