☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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ポセイドン・アドベンチャー

2006年06月19日 | ★★★★

ポセイドン・アドベンチャー 
THE POSEIDON ADVENTURE
公開:1973/03
監督: ロナルド・ニーム
出演:ジーン・ハックマン、アーネスト・ボーグナイン、レッド・バトンズ、キャロル・リンレー、ロディ・マクドウォール、シェリー・ウィンタース、パメラ・スー・マーティン、ステラ・スティーヴンス、ジャック・アルバートソン、レスリー・ニールセン、アーサー・オコンネル、エリック・シェア

大晦日の夜、パーティで賑わう豪華客船ポセイドン号を海底地震によって突然発生した大津波が襲った。一瞬の内に船は転覆。生き延びた人々は生存を賭けて、天地が逆転した船内からの脱出に挑む。転覆時のスペクタクルはもちろん、オールスター・キャストによる人間ドラマも見応え充分で、アメリカン・ニュー・シネマ全盛の公開当時、ハリウッド・エンタテインメントの真髄を見せた。70年代半ばに起きたパニック映画(ディザスター・ムービー)ブームの先駆けでもある。

 

実は今回初めて観ました・・・
ちょうどいい感じに地上波での放送。録画してたのをやっと鑑賞。

リメイクの『ポセイドン』が比べられてしまうのは仕方がないですね。
私としては、どちらも良かったと思いますよ。
『ポセイドン』はCGを駆使した迫力のある映像だったし、『ポセイドン・アドベンチャー』は映像は古いけれど、人間ドラマが前面に出てて時にはぶつかり合いながらも力を合わせて脱出しようとする所など今観ても充分見応えがありました。

転覆し始めるシーンから、転覆して人々が落ちていくシーンはお見事ですな。
このころってCGとかはないんでしょうけどすごい。そして恐怖感があります。
牧師さんたちが上に行こうと呼びかけているのに耳を傾けなかった人々たち。突然海水が流れ込んできたとたんに、ハシゴの替わりにしたツリーにしがみついてくる人々はまさに“蜘蛛の糸”状態!!
このシーンだけでもパニック状態になった人間の心理や様子がよくわかります。

オリジナルとリメイクでは登場人物の職種がかなり違いますが、やはり時代に合わせたんでしょうねぇ。
それを抜いてもリメイクは、ほぼ忠実につくられた方だと思いますけど。
ただ、人間ドラマっていうんですかそのあたりはオリジナルはすごく良かったですね。
ロゴ刑事はインパクトあった!
いつもスコット牧師さんと意見がぶつかってたりするし。でもあの状態では信じていいのかどうしていいのかわからない状態だろうし。

やっぱりね、ローゼン夫人が印象的でしたよ。
太っているから足手まといになることを気にしていたけれど…
でも水中で扉にはさまった牧師さんを助けてあげたし!!
おばちゃん頑張ったよ!頑張りすぎちゃったけどね。

やはり犠牲者が出てしまうのは悲しいなぁ・・・
必死でここまで頑張ってきたのに命を落としていく・・・
最後の牧師さんの神に問いかけるシーンはかなり印象に残りました。

ローゼン夫人のシェリー・ウィンタースさんは、今年お1月に亡くなりになったんですね・・・残念です。

パニック映画の先駆けだそうですが、私の中でパニックものといえば『タワーリング・インフェルノ』でしたね。これも衝撃的でした。これも今観ても充分見応えがありますしね。これって今でも当てはまる題材ですよね?
ところで、『ポセイドン・アドベンチャー2』なんてのもあるんですね。
どうやらとんでもないもんらしいですが・・・観なくてもいいでしょうかね。
シリーズものは観ないと気が済まない方なんです。
でも“allcinema”の解説に堂々と駄作とありました( ̄ー ̄;

*映画鑑賞★日記・・・より転載


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