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☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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評決の行方

2013年12月16日 | ★★★++

【HEAVENS FALL】 2006年 アメリカ 101分
監督:テリー・グリーン
出演:ティモシー・ハットン、デビッド・ストラザーン、リリー・ソビエスキー、アンソニー・マッキー

[Story]
有能な弁護士・サミュエルの下に、白人女性ふたりを集団レイプした容疑を掛けられた黒人少年9人の弁護依頼が舞い込む。彼らのうち8人には白人のみの陪審員により死刑宣告が下されていた...


アメリカで実際に起こった強姦事件(スコッツボロ事件)を描いたクライムサスペンス。
これは...2006年製作で劇場公開されたのか未公開なのか不明です。

貨物列車の中で若い2人の白人女性を強姦したと、9人の黒人青年たちに集団レイプの容疑がかけられていた。証拠不十分にもかかわらず、白人だけの陪審員による審議が行われ、最少年の被告人以外に死刑宣告が下されていたというもの。

黒人男性が白人女性をレイプ.....これが白人男性で黒人女性だったら評決もかなり違ってたことでしょう。あまりにも理不尽でこれが実際に起こったものというから驚き。ラストもすっきりしない終わり方でした。

裁かれるのが黒人で陪審員が全部白人というのも納得いかないですね。法廷の場でも差別が平然と行われているのが悲しい。
ちゃんとした証拠もないし、ただ被害者とされる女性がレイプされたとしか言ってない。もしかしたら女性のほうが嘘を言ってるかもしれないのに、こういう状況だと女性(とくに白人)のほうが有利なのね...。

白人弁護士が頑張ってくれたけど...結果は納得いくものではなかった。被害者女性の2人のうちの1人がラストである証言を......これで状況は変わるかと思ったがさて....。

わりと淡々としてて盛り上がりはありませんでした。でもじっくり丁寧に作られた感はありました。映画としてはちょっと物足りなさはありましたが、実際にこういうことが起きてたんだといろいろと考えさせられる作品でした。

★★★.5

 

評決の行方 [DVD]
ティモシー・ハットン,デヴィット・ストラザーン
ファインフィルムズ

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