☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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トランスアメリカ

2007年11月01日 | ★★★★

トランスアメリカ
【TRANSAMERICA】R-15
2006/07/22公開
製作国:アメリカ
監督:ダンカン・タッカー
製作総指揮:ウィリアム・H・メイシー
出演:フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ、フィオヌラ・フラナガン、エリザベス・ペーニャ、グレアム・グリーン、バート・ヤング、キャリー・プレストン

STORY:若い頃から男性であることに違和感を抱き、いまは女性として独りLAで慎ましい生活を送るブリー。ようやく肉体的にも女性になるための最後の手術に許可が下りた矢先、彼女のもとにニューヨークの拘置所から1本の電話が掛かってくる。トビーという17歳の少年が実の父親“スタンリー”を探しているというのだ。トビーは、ブリーがまだスタンリーという男性だった時代に、ただ一度女性と関係を持ったときに出来た子どもだったのだ。こうしてブリーは渋々ながらも、トビーの身元引受人になるべくニューヨークへと向かうのだが…。

 

性同一性障害(トランスセクシュアル)どある父親と息子の何とも不思議なアメリカ大陸横断の旅のお話。

実はディスクの奥底に眠っていました。何だっけ?と思って見てみたらこの作品。直前にKABA.ちゃんやIKKOさんがテレビに出ていて大笑いしてたところで、あら奇遇。
てなことで、いつ観たのかバレバレです、、、

やっと完璧な女性になれる~と楽しみにしてた矢先に、息子からの電話で現実に戻されちゃった主人公・ブリー。なんで女性なんかと・・・まぁそこは映画ですから。さすがに息子ときちゃ避けるわけにもいかないですよね。
父親が性同一性障害で、息子は男娼まがなことしてたりもする・・・という組合わせがなんとも。本人は道中、ブリーが男だとは思ってなかったらついてるのを知っちゃって、あげくに迫ったら実は父親だった・・・かなり最悪。これが一番応えただろうなぁ。逃げちゃうのもわかる。でもラストはいい終わり方で良かったです。

性同一性障害の息子を持つ家族の心情もちゃんと描かれていて、なかなか難しいものなんだなと思ってしまいます。特に母親の気持ちは相当なものでしょうね。しかし女装するのとは違って完全に心は女性なんですもんね。難しい・・・
でも暗くならず温かい気持ちで観られたのは良かったと思います。

このブリー役の方、最初は男性の俳優さんが見事に演じきってるのかと思ってたら、実は女優さんだったんですね。いやぁ、ビックリです。確かに見てる間、腰のラインとか何気ない仕草では絶対女性だと思えるんですが、ちゃんと顔や声は男性が女性になってる感じなんですよね。実際のお顔を拝見しましたが見事に化けてましたねすごい。
そしたら、この作品でゴールデン・グローブ賞女優賞を獲得し、さらに同作でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされてたわけです。すっかり忘れてました、、、

同行した息子役のケヴィン・ゼガーズくんがこれまたイケメンくんでしたね。前に観た「キャプテン・ズーム」の時もチラッと彼演じるキャラが素敵だと言ってた気がする。正面よりもうつむき加減の斜め横顔が良いのだ♪良いのだ♪♪
金髪よりも黒い方が好きですねぇ。ちまたでは、リバー・フェニックスの再来とか言われてるようですがうんうん。でも私はジョニー(デップ)の若い頃の雰囲気に似てたように思いますが。将来が楽しみな俳優さんですね。

*映画鑑賞★日記・・・より転載


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