『The Ice Harvest 』
公開:2005年劇場未公開
製作国:アメリカ
監督:ハロルド・ライミス
原作:スコット・フィリップス
『氷の収穫』(ハヤカワ・ミステリ文庫刊)
出演:ジョン・キューザック、ビリー・ボブ・ソーントン、ランディ・クエイド、オリヴァー・プラット、マイク・スター
クリスマスのお話だけどおすすめできない!!
こんな暗いクリスマス作品は初めてですよ、、、
☆story☆
カンザス州・ウィチタのクリスマスイブ。犯罪組織の一員に成り下がった元弁護士のチャーリーは、密かに組織の口座から金をかすめ取り、高飛びしようとするのだが…。
裏社会の裏切りと哀愁ただよう?お話。
でもいつもの私が好きな感じとはちと違います。
元弁護士チャーリーが犯罪組織の一員にまで落ちたなれの果て・・・を見たような感じ。
観終わったあとは、ふーん。
ここに出てくる人たちみんなが、なんだか落ちまくってる(笑)
原作があって映画化らしいけど、原作がどういうものか知らないからか登場人物の関係がいまいちよくわからない。
仲間のヴィクと共謀して組織の金を横取りしたのにヴィクにも横取りされてしまう・・・という展開は好きだけど、、、
でもあまりハラハラしないしなんだか脱力感。
このチャーリーとヴィクと関係する女性がよくわかんない^^;
ちゃんと集中していなかったからだろうか・・・
ほとんど男ばかり出てくる。
でもみんなどこか疲れ切ってるような・・・
哀愁ただよう雰囲気はいいんだろうけどなんだかなぁ。
ただ先が読めないのでラストがとても気になって仕方がない。
ラストは普通のラストの他に映像特典で2種類あります。
普通の方は救いがあるけど、特典映像の方は救いがない終わり方をしてます。
個人的にこのストーリーの流れとしては特典の方の方が好みです。
救いがなく終わった方がとことん落ちまくってていいかも。
もともと先があまり読めないお話だったので、そこでそうきたかーという感じでよろしい。
特典の2つは回想シーンのようなものがあるかないかだけなんですが、ない方が好きです。
感想を書くにもかなり微妙な感じ。
ちょっとむずかしいぞこれは。
主人公チャーリーの友人のピートが、このどよ~んとしたお話の中で良い味を出してましたよ。
見た目も和む・・・?
一番かわいそうだったのは、警察官の人。
いつもチャーリーに声をかけてくれてていい人だったんですけどねぇ。
一応クリスマスの日のお話ですが、クリスマスには絶対みたくない作品ですな。
かなりどよ~んとしてます(笑)
思いっきりテンション下がった、、、
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます