藤田唯之(yui-mi)のBlog

最近はウマ娘がメインになりそうなマイペースなBlogです。

時代の進化は凄かった。

2019-10-27 15:36:00 | PC・デジタル関連
つい先日。長らく使用してきたPanasonicのPLC・BL-PA510KTがとうとう壊れました。7年ぐらい使ってたんで、大往生って所か。うちの家は公団賃貸住宅なのですが、2階建てなのです。当時は無線の電波が弱く、最高速でも50MB/sが当たり前だったからね。電波を届かせるにも2台目のルーターを買って設定するか、1階まで線を引っ張るかだった。そこで出たのが当時脚光を浴びていたコンセントを介してインターネットをする技術・PLC(電力線搬送通信)でした。
当時はPLCアダプターは各通信機器メーカーから出されており、選択肢も結構有ったのですけど、その中でも安定性に定評あったのがPanasonic製品でした。

今でも距離がかなり離れている環境ではPLCは使えるのですが、今や新規で作ってるところは国内で1社のみ(I・O DATA)なのが現状。(PanasonicのPLCは生産終了済み)加えて無線の進化が凄まじく、当時は3Gが主流だったスマホの速度が今や4Gでかなり速度が改善。5Gともなるともうなんと言って良いのか・・・同時にWi-Fiの進化も劇的であり、中継器やメッシュルーターといった(家の中限定だけど)広範囲に電波を飛ばす技術も出てきました。

PLCにおいて欠点だったのは、電力線による通信技術のためにノイズが一度乗ってしまうと恐ろしく通信速度が落ちる点。よく言われているのがドライヤーとかレンジとかと同じコンセントを使うと通信出来ない。それが長らくの問題でありました。一応、コンセントのノイズフィルターなども売ってますが、効果は解らないのが実情。

一応PLCのフォローを入れておきますと、現在業務用としてはセキュリティや遠距離接続などの点で見直されており、一般販売は終わっているものの、Panasonicは今でも業務関係向けを中心にPLCを進化し続けてる模様です。その技術で又一般製品化しないものかと望むんですが、家電製品のIT化(IoT)による技術が先行してるから仕方ないか。それでも技術が進化してる点は希望がありますが。
また、昨今のeスポーツブームの影響で、無線だと希に起こる回線落ちを気にする人が安定した回線を求めて、PLC選択する人も増えてきています(基本、有線LANの延長線みたいなものですからね)。回線速度を犠牲にするか、回線接続安定を犠牲にするかの二択の模様ですが。

無線は一昔ほどではないにしろ今でも階層変わるLVだと電波の強度が落ちます。安価なルーターだと電波の届かない製品もある。(5000円以下のルーター大半)ゲーミングルーターでも階層変わると強度が下り、速度も割と落ちます。ので、今回PLCに変わる対策としてメッシュルーターを選択。しかし、新たにメッシュルーターを買うと費用が安価でも結構かかるのと、メインとするルーターの単体の性能があまり良くない(5000円程度レベル)。加えて総額も何故が高い(一番性能の良いNETGEARのOrbi WiFiシステム(RBK50)でも約35000円・・・)。ただ、幸いにもうちのメインがASUS製。これは何を意味するかと言いますと、違う機種によるメッシュルーター化が出来る技術「AiMesh」が使えると言うことです。最近のASUSのルーターはほとんどこれ対応。値が張るのが欠点だけど。ASUSのルーターもう1台買うだけでメッシュルーター化出来るという優れもの。買い直して結構な金額払うよりはかなりマシかと思いまして・・・

対応製品であるRT-AC68Uを、中古で購入。Amazonで中古はおそらく初かも。新品だと未だ11000円超えなのだけど、中古だと10000円切りますしね。シールの剥がし後が中古の証。ちなみにこの製品出たのが2013年と古く、当時は最先端だったんですけど今ではね。ファームウェアアップデートにてAiMesh使用が可能になります。

対応機種としては最安値では無いのだが(最安はLyra miniで新品価格8700円前後(Amazon価格))アンテナ3本あるのと、縦置きが決め手に。

裏。真ん中にあるボタンはLED ON/OFF。USB2.0や3.0ポートもあり、外付けHDD接続で簡易NASとしても使えます。(利便性はまぁ・・・)なにげにLANポート4つも装備。普通にルーターとしても優秀だったりします。

いつもならPC→ブラウザでアドレス入力でルーター設定してましたが、今回はスマホアプリで設定します。今回使うのはASUS専用アプリ「ASUS Router App」から設定をしてみます。

まず最初にこの画面が出ますんで、ここからAdd Nodeをタップ。するとノードを検索しますかと聞かれるんで、開始をタップ。

最初にこの画面が出ない場合は下3つの丸アイコンのうちの真ん中をタップ。ほぼ大丈夫とは思いますが・・・。

検索すると、何も繋いでない電源だけ入った状態でも、対応ルータだと簡単に引っかかります。今回の場合は購入したRT-AC68Uがノードに該当します。この状態で引っかかったルータをタップ。

ノード側のファームウェアが古い場合は、この状態でファームウェアアップデートしてくださいという画面が出てくる場合がありますので、アップデートしておいたら安心して使えるかと思います。PC→ブラウザからではなくてもASUSのアプリからファームウェアアップデート可能ですんで、めんどくさい方はそのままアップデートしてもよろしいかと。

すると上図のように画像が出てきます。この状態から、適用をタップ。

構築を開始します。なお、この間もメインルータからインターネット等は普通に出来ますので、設定中にインターネット使えないことはありません。

構築が終わると上図のように完了画面が出てきます。

無事にサブルーターとして認識しました。このあと、ノード側のルーターをメインの電波の飛ぶ範囲で好きなように設置してください。

ノード側であるRT-AC68Uを1階に設置しWi-Fi設定見たら、普通にRT-AC68U側から無線繋がっておりました。電波強度もアンテナMAX。速度もかなり改善されました。

今回は幸か不幸か、メインのルーターがASUS製(GT-AC5300)だったのが功を奏してAiMeshと言うシステムが使えたわけですが、他メーカーもこういう技術が使えたら、古いルーターも有効活用出来るんだろうけどなぁと思うが・・・現状はASUSのみなのよね。今後広まることを望む。
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