仕事が立て込んでくると、
どうしても腰椎あたりに支障が出てくる。
導引練習でも自分で調整できないくらいに
硬く強ばった状態で、
骨盤を巻きあげたくともビクともしない。
先生から何度も緊張状態を指摘されるものの
どうにもならず、
お手上げの状態が続いている。
先日の復習の時などは、
こういう状態を体で覚えておくのも良いかもと、
半ば開き直って動いてみたほど。
翌日、お茶を飲みながら休憩していたところ、
ネコがゆったりと歩いているのが見えた。
そういえばシッポの名残りが尾てい骨といわれている。
もし今、ヒトにシッポがはえていたら、
基本姿勢の時シッポはどんな状態になるのだろう
と想像してみた。
イヌやネコを観察していると、
気持ちが高揚しているときには
シッポは天を向くようにして立っている。
平静時は
背骨と同じ高さからやや下向きに下ろしている。
そこで四つ足を二足歩行に置き換えてみると、
緊張時にシッポは後方に向かい、
平静時は下もしくはやや前の方に垂れる感じ
となるのだろうか。
つまり緊張時は背筋や腰周りの筋肉が
縮まっているために
尾てい骨が下に向かず腰椎とともに骨盤も反り、
シッポを後方に突き立てているような状態なのだ。
ガチガチに固まった状態で
骨盤を巻きあげようとすると、
縮こまった筋肉を無理やり使って
骨盤を動かそうとするために
腹筋も含めてあちこちに不必要な力が入る。
そのため逆腹式呼吸がしにくくなり
呼吸まで浅くなってしまう。
悪循環のメビウスの輪だ。
このどうしようもない状況に、
シッポをイメージしてみると、
意識が直接骨盤や尾てい骨に向かわずに
仮想シッポの方へそらすことができる。
このわずかな違いが
意外にも緊張感を減らす
手助けをするかもしれないのだ。
体の中心から見た振り子運動のようにとらえると、
骨盤を巻きあげる動きよりも
シッポを前に垂らそうとする動きの方が
半径が大きくなるので、
少し動かしただけでも
シッポが大きく動くようにイメージされる。
そのために
「もっと骨盤を巻き上げなくっちゃいけない」的な感覚から
解放されるのではないか。
ここしばらくは花粉症も含めて
体調的に苦しい状態が続くと思うので、
これはトライしてみてもいいかも。
誰にでも合うのかどうかは
わからないけれど、
自分には今のところ効果がありそうな感じがしている。
さて、どんなシッポにしようかな?
どうしても腰椎あたりに支障が出てくる。
導引練習でも自分で調整できないくらいに
硬く強ばった状態で、
骨盤を巻きあげたくともビクともしない。
先生から何度も緊張状態を指摘されるものの
どうにもならず、
お手上げの状態が続いている。
先日の復習の時などは、
こういう状態を体で覚えておくのも良いかもと、
半ば開き直って動いてみたほど。
翌日、お茶を飲みながら休憩していたところ、
ネコがゆったりと歩いているのが見えた。
そういえばシッポの名残りが尾てい骨といわれている。
もし今、ヒトにシッポがはえていたら、
基本姿勢の時シッポはどんな状態になるのだろう
と想像してみた。
イヌやネコを観察していると、
気持ちが高揚しているときには
シッポは天を向くようにして立っている。
平静時は
背骨と同じ高さからやや下向きに下ろしている。
そこで四つ足を二足歩行に置き換えてみると、
緊張時にシッポは後方に向かい、
平静時は下もしくはやや前の方に垂れる感じ
となるのだろうか。
つまり緊張時は背筋や腰周りの筋肉が
縮まっているために
尾てい骨が下に向かず腰椎とともに骨盤も反り、
シッポを後方に突き立てているような状態なのだ。
ガチガチに固まった状態で
骨盤を巻きあげようとすると、
縮こまった筋肉を無理やり使って
骨盤を動かそうとするために
腹筋も含めてあちこちに不必要な力が入る。
そのため逆腹式呼吸がしにくくなり
呼吸まで浅くなってしまう。
悪循環のメビウスの輪だ。
このどうしようもない状況に、
シッポをイメージしてみると、
意識が直接骨盤や尾てい骨に向かわずに
仮想シッポの方へそらすことができる。
このわずかな違いが
意外にも緊張感を減らす
手助けをするかもしれないのだ。
体の中心から見た振り子運動のようにとらえると、
骨盤を巻きあげる動きよりも
シッポを前に垂らそうとする動きの方が
半径が大きくなるので、
少し動かしただけでも
シッポが大きく動くようにイメージされる。
そのために
「もっと骨盤を巻き上げなくっちゃいけない」的な感覚から
解放されるのではないか。
ここしばらくは花粉症も含めて
体調的に苦しい状態が続くと思うので、
これはトライしてみてもいいかも。
誰にでも合うのかどうかは
わからないけれど、
自分には今のところ効果がありそうな感じがしている。
さて、どんなシッポにしようかな?