■はじめに
いよいよ今講座も2回を残すのみ。
これまでとりあげてきたものを
総合的に意識している状態が
いったいどのようなものなのか。
今回は、動作を途切れさせることなく
連続させていく状態がテーマ。
これまでの内容は
1.鬆・静に意識する
2.重心移動に意識する
3.動作を行う部位に意識する
4.動作方向に意識する
5.動作の主従配分に意識する
1回めは、体内環境をつくる(ととのえる)こと
に意識すること
2~5回めは実際に動作を行う際に
意識する内容について
実際に練習しながら確認してきた。
そして今回は、
立体的動作を行う場である「空間」に加え
動作を連続して行う、つまり「時間」を意識する。
■連綿不断は連続(止まらない)の意味
時間が止まらないように動作も止まらない
☆重心は変動する
→具体的には「前、後、左、右、転」
☆動作は変化する
仮に同じ動作を繰り返す場合にも
その都度動作への意識を変えることで
動作も変化する
→練習でも積極的に試してみるとよい
☆主従は変換する
→意識によって主従は変わる
同じ動作でも意識の仕方が変われば
主従が変わり表現も変わる。
連綿不断には時間の概念は欠かせない。
連続する=時が経過するということだから。
そして止まらないことは動き続けること、
つまり「変わる」ことである。
変動、変化、変換というように
変わり続けること。
そんなことできるものなのかと
不安に思うようならば、
たとえば少なくとも身体は
生を受けてからこのかた
休みなく動き続けていることを思ってみる。
生きてる限りは連綿不断。
もともとそうなっているのだから
大丈夫なんじゃないか。
乱暴すぎるスタンスではあるかもしれないが、
そういうことなんだろうなと思う。
連続して動き続けることは
自ずと整体(全体のバランスをととのえる)となるそうだ。
変動・変化・変換することによって
全体のバランスがととのうようになっているものと
考えているらしい。
このあたりは当然のことながら
中医学の整体観念(統一性と完整性)に
通じてるような気がするなあ。
なにもこれは中医学に限ったことではなく、
実生活のなかでもよくあることかと。
たとえばちょっと調子がよくないときに
“ある程度の時間をかけて”歩いたり家事をしたりと、
何かしら身体を動かし続けているうちに
じょじょに本来の調子が戻ってきたりすることは
誰でも経験してるのではないかと思う。
日常的な生活習慣のなかにこそ
カギとなる要因がさりげなく隠れてたりするのだろう。
いよいよ今講座も2回を残すのみ。
これまでとりあげてきたものを
総合的に意識している状態が
いったいどのようなものなのか。
今回は、動作を途切れさせることなく
連続させていく状態がテーマ。
これまでの内容は
1.鬆・静に意識する
2.重心移動に意識する
3.動作を行う部位に意識する
4.動作方向に意識する
5.動作の主従配分に意識する
1回めは、体内環境をつくる(ととのえる)こと
に意識すること
2~5回めは実際に動作を行う際に
意識する内容について
実際に練習しながら確認してきた。
そして今回は、
立体的動作を行う場である「空間」に加え
動作を連続して行う、つまり「時間」を意識する。
■連綿不断は連続(止まらない)の意味
時間が止まらないように動作も止まらない
☆重心は変動する
→具体的には「前、後、左、右、転」
☆動作は変化する
仮に同じ動作を繰り返す場合にも
その都度動作への意識を変えることで
動作も変化する
→練習でも積極的に試してみるとよい
☆主従は変換する
→意識によって主従は変わる
同じ動作でも意識の仕方が変われば
主従が変わり表現も変わる。
連綿不断には時間の概念は欠かせない。
連続する=時が経過するということだから。
そして止まらないことは動き続けること、
つまり「変わる」ことである。
変動、変化、変換というように
変わり続けること。
そんなことできるものなのかと
不安に思うようならば、
たとえば少なくとも身体は
生を受けてからこのかた
休みなく動き続けていることを思ってみる。
生きてる限りは連綿不断。
もともとそうなっているのだから
大丈夫なんじゃないか。
乱暴すぎるスタンスではあるかもしれないが、
そういうことなんだろうなと思う。
連続して動き続けることは
自ずと整体(全体のバランスをととのえる)となるそうだ。
変動・変化・変換することによって
全体のバランスがととのうようになっているものと
考えているらしい。
このあたりは当然のことながら
中医学の整体観念(統一性と完整性)に
通じてるような気がするなあ。
なにもこれは中医学に限ったことではなく、
実生活のなかでもよくあることかと。
たとえばちょっと調子がよくないときに
“ある程度の時間をかけて”歩いたり家事をしたりと、
何かしら身体を動かし続けているうちに
じょじょに本来の調子が戻ってきたりすることは
誰でも経験してるのではないかと思う。
日常的な生活習慣のなかにこそ
カギとなる要因がさりげなく隠れてたりするのだろう。