最近覚えたばかりの中国的感覚があります。
それは「酸っぱい」。
この場合は味覚の一種としての表現ではなくて、
肉体的精神的なある状態のことを
表現するものらしいのです。
例えば、「肩が酸っぱい」というような
使い方をするのです。
日本語でいえば、しんどい、だるい、つらいなど
といったカテゴリーに含まれるようなのですが、
日本語のニュアンスでは
とらえきれない多様な意味合いを持っているようです。
ちょっとおもしろいと思いませんか?
「酸っぱい」という表現を教えてもらったものの、
それがどんな感覚なのか気になって仕方ありません。
辞書を調べてみると、次のような解説がありました。
《酸は酒がくさって味が舌を刺激することで、
「す」をいう。またつくりの部分(シュン)には、
きびしい、あるいは足を引きずるという意味がある。
そのため酸は、味がきびしい酒とも、
酢でぐにゃぐにゃになっている状態ともなる。
/新選漢和辞典(小学館)》
そういえば、酢は体を柔軟にする、
あるいは摂りすぎると筋肉が萎えてしまう
と聞いたこともあるような…。
この「酸っぱい」というのは、
おそらく酸っぱいものを口に含んだときに
首筋あたりがヒクッとつれるようになる、
あの感覚に似た状態のことかなと、私は想像しています。
味覚表現を使って味以外のニュアンスを伝え合う
中国人にとって
味覚とは複雑かつ繊細なものなのかもしれません。
そういえば五行学説でも
五つの味覚を木火土金水の五要素に振り分けていましたっけ。
中国の人達と「酸っぱい」ニュアンスを
共感することができたら、
もっと仲良くなれるかもしれませんね。
それは「酸っぱい」。
この場合は味覚の一種としての表現ではなくて、
肉体的精神的なある状態のことを
表現するものらしいのです。
例えば、「肩が酸っぱい」というような
使い方をするのです。
日本語でいえば、しんどい、だるい、つらいなど
といったカテゴリーに含まれるようなのですが、
日本語のニュアンスでは
とらえきれない多様な意味合いを持っているようです。
ちょっとおもしろいと思いませんか?
「酸っぱい」という表現を教えてもらったものの、
それがどんな感覚なのか気になって仕方ありません。
辞書を調べてみると、次のような解説がありました。
《酸は酒がくさって味が舌を刺激することで、
「す」をいう。またつくりの部分(シュン)には、
きびしい、あるいは足を引きずるという意味がある。
そのため酸は、味がきびしい酒とも、
酢でぐにゃぐにゃになっている状態ともなる。
/新選漢和辞典(小学館)》
そういえば、酢は体を柔軟にする、
あるいは摂りすぎると筋肉が萎えてしまう
と聞いたこともあるような…。
この「酸っぱい」というのは、
おそらく酸っぱいものを口に含んだときに
首筋あたりがヒクッとつれるようになる、
あの感覚に似た状態のことかなと、私は想像しています。
味覚表現を使って味以外のニュアンスを伝え合う
中国人にとって
味覚とは複雑かつ繊細なものなのかもしれません。
そういえば五行学説でも
五つの味覚を木火土金水の五要素に振り分けていましたっけ。
中国の人達と「酸っぱい」ニュアンスを
共感することができたら、
もっと仲良くなれるかもしれませんね。