顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

心療内科受診に向けて

2009-06-10 17:54:49 | Weblog
昨日の続きです

「心療内科に通うにしても、いろいろな方法があるけれど、どうしたい?」って聞かれました
何も考えていなかった私に対して担当医が、私が1番気負いをしないで、病院に行けそうな方法をあげてくれました

それが、心療内科の医師とも合う・合わないとあると思うので、病院名(クリニック名)を指定せずに紹介状を書くので、ここなら通えるかもという病院を、自分で探す方法です

担当医が、「もし行ってみたものの、そこの病院や医師と合わなかった場合は、何度でも紹介状を書くからね。」と言ってはくれたものの、先生ねPCではなく時間をかけて手書きで紹介状を書いてくださるので、なんだか言いにくいよね

「手書きだから、申し訳ないですよ。」って言っても、「そんなの気にしないで。むしろこういうのって(診療情報提供書)、手書きの方がいいと思うんだよね。」なんて言いながら、黙々と書いてくれました

もしどうしても、自分で病院を見つけられなかったから、そのときは担当医と関係のあるところを紹介してくれるそうです
ということで、安心しました

担当医が書いてくれた紹介状には、病名が歯科恐怖症になっていて、S病院での今までの治療経過、そして今後●●病院で行う治療計画が書いてあり、でも異常な程の歯科恐怖症を併発しているので、治療ができないことが書いてありました。
本人もそれを自覚していて、なおかつ医療関係の仕事をしているので、心療内科受診も素直に受け入れたとまで書いてありました。

素直??って疑問だけどねしかも仕事のこと、ばらさなくてもいいのに。でもどのみち保険書でばれちゃうけれど

先生がお手紙を書いている間に、私が「先生、私今まで口腔外科の先生が怖くて、本当に無理でした。でも先生みたいな人に出会えて良かったです。ありがとうございます。」って初めてお礼を言いました

そしたら先生、「そっか。でもね、治療はまだ始まってもないんだよね。全部終わってから、また聞かせてね。」と言われてしまいました

確かにそうだよね全くもって、治療は進んでいないんだから、これからだよね

私ね、どうしてもお医者さんが信じられなくて、新しい担当医を信じてみる勇気もなく、疑ってばかりいた最低な人間でした

転院先の先生はとても優しくて、患者さんへの気遣いもすごいです
でもそれが、今まで見たこともないくらいに優しいので、逆に裏があるのではなんて疑ってしまって、そう考えてしまうとなんだか怖くて…どうしても先生のことを信用できませでした

ここにきてやっと先生を信じて、頑張って治療をしようと思えるようにもなりました時間はだいぶかかりましたが。

たぶんS病院の先生よりも、転院先の先生の方が、私の内面や思っていることを、ちゃんと理解してくれようとしているし、実際に理解してくれているし、私もその分素直に話せるし、先生になら話そうと思えるので、これでいいのかな?とも思います

そこで先生に、術後の後遺症のことを相談してみました

明日に続く。

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