顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

顎骨腫瘍(顎の骨の腫瘍)

2007-12-03 15:28:16 | Weblog
検査の結果を聞きに、今日も大学病院へ朝1番だったのですぐに呼ばれました。

お医者さんがこの前撮ったCTを見ながら、「そうですね、CTでも左右で違うのがわかります?右側が脹らんでいますよね。これはおそらく良性の腫瘍でしょうね。」と診断されました

ある程度覚悟はしていたけれど、お医者さんの口から言われるととてもショック…

さらに「良性腫瘍といっても種類がいくつかあり、このタイプはレントゲンを見る限りたぶんセメント質腫だと思いますが、確定診断には組織を少し取って、検査をしないとわからないんですね。それをやってもいいですか?」と聞かれました
「イヤだ」なんて言えないから、ただ単に「はい。」って答えるしかありませんでした

するとお医者さんが、何やら紙を取り出して書き始めました。
  
  病名:顎骨歯原生腫瘍
  治療計画:生検、病理検査、手術

それは私の、治療計画書でした。

何だか耳なれない病名…
それに「え手術」と思っていたら、「これは手術になる確率が非常に高いと思うので、そう考えておいてください。もしかしたら、生検の結果次第では手術しなくてもすむかも知れませんが。」と言われました

いきなり話が飛躍しているようにしか感じず、話を一通り聞くだけで精一杯でした

でもどうしてこうなったのかすごく気になったから、「これって原因は何ですか?矯正の機械的刺激とかって関係あるんですか?」と聞いてみたら、「原因は不明です。矯正も関係ありません。おそらく発生・分化の過程でプログラムされているのではないかと考えられています。」と、まるでマニュアル通り(?)の答えが返ってきました

今度は違う紙を持ってきて、お医者さんがサインしていました。今度は、承諾書。

「生検は時間をかけてゆっくりやりたいと思います。また歯茎にメスを入れるので、少し顎が腫れると思います。」と確認され、紙には合併症として下歯槽神経麻痺・舌神経麻痺・術後出血・腫脹など16項目もありました

でも、自分もサインするしかないのでサインしたよ

そしてもう1つ、気になったので、「もし手術となった場合、外来で簡単にできますか?」と聞いてみました。
すると「外来では無理ですね。10日くらい入院が必要です。」だって…

『これってそんなに大変な病気なの…?入院って…?』って頭の中でぐるぐるしていて、あまりよく考えられません

生検は1番早くて12/12(水)の午後になるとのことで、そこに予約を入れて今日は帰りました。

帰ってすぐにネットで調べても情報がほとんどないの…そんなに多くない病気なのかな?
本当に、手術にならないといいなぁ。ただただそう祈ることしかできないよね
どなたか同じ経験をされた方、情報pleaseお願いします

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