顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

生検・病理検査

2011-08-06 22:42:13 | Weblog
生検の話を少し書きます。私が大学生のときなので、もう4年ほど前の話です。

生検は手術室ではなく、外来で行いました。たぶん外来で行うことの方が多いとは思います。
手術室では細心の注意を払いますが、外来ではそこまでではないので、結構、先生方も適当な感じです
だからか痛いし、想像以上に腫れます

私は局所麻酔(部分麻酔)で行いました。我慢しましたが、痛かったです
1時間もひたすら口を大きく開けて、そして骨をガンガン砕くような音と振動にも耐えるのは、辛かったです

私は虫歯を作ったことがないので、普通の歯科治療の音や振動は経験がありませんが、でも親知らず(下)を抜くのよりも、生検の方がずっと大変でした。
生検or抜歯を終えた後の痛みも腫れも、生検の方がひどかったです

もし私がもう一度、生検をやることになった場合は、間違えなく静脈内鎮静法を選びます
理由は、全身麻酔をする程の処置ではないこと、でも局所麻酔では我慢に限界があるからです。

生検は腫瘍病名の下で行いますので、当たり前ですが、静脈内鎮静法も保険適応ですので、費用の心配はしなくて大丈夫です
これは病院にもよりますが、静脈内鎮静法は手術室を使って処置するところもあります

ただ本当に怖いのであれば、血圧が上がってしまうとかえって危険なので、全身麻酔でも良いと思います。

これはあくまでも私の考えですので、やはり主治医の先生と相談して納得の上、決めてくださいね
静脈内鎮静法を提案するのも、1つの選択だとは思います


最新の画像もっと見る