顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

早期発見の大切さ

2008-02-16 19:52:47 | Weblog
「早期発見・早期治療」という言葉、よく聞きますよね?私は今回の病気で身をもって体験しました

あれほど、歯に気をつけているのに、なんでこんな病気になってしまったのでしょうか?そしてなぜもっと早く気がつかなかったのでしょうか?

知り合いのお医者さんにそのことを言ったら、「自覚症状もないから、普通は発見できないよ。こまめに歯医者さんに行っていたからこそ、まだ小さいうちに発見できたんだよ。だから運が良かったと思いな。」と言われたことがあります。

でも、他の人よりは早くに見つかったというけれど、それでも私の場合は、顎の骨を切除し、結局は骨移植も必要になってしまいました

これで本当に腫瘍が小さい方だとしたら…もし症状が現れるまで気がつかなかったら…と思うと、恐ろしいですね

4年前(2003年)の11月に撮ったレントゲンには腫瘍の影や形も全く写っていませんでした。ですがそのちょうど4年後の11月のレントゲンにはしっかり腫瘍は写っていました

主治医には「いきなりこの大きさで現れるってことは考えにくいから、この4年間のどこかでできて、大きくなったのだと思う。もしかしたら2年前に撮っていたら、もう少し小さいうちに見つかったかもしれないね。」と言われてしまいました

せめてもう少し早く発見できていれば、もしかしたら骨移植まで必要にならなかったかもしれない…イヤ、歯を抜かなくてすんだかもしれない…って考えると、なんて運が悪かったなと思います

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