顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

再発疑惑①

2010-02-18 20:44:39 | Weblog
はい、題目通りです
今までいたって経過良好で何も問題なかったのに、急に再発疑惑が浮上しました。。。

ブログをお休みしている間に、顎に関して特に変わったことはありませんでした移植した骨の状態も、粘膜の状態も問題なし
トルコから帰ってきた1月末に、念願のインプラントの手術を決めるために病院に行きましたいよいよここまで来たのかぁ~ってわくわくしました

その前に、CTを撮りまして(高度先進医療の制度により、CTに問題なく保険がきいたので、6,000円くらいでしためっちゃ安い)、その結果を元にインプラントの手術の予定を組む予定でしたが…

放射線科医からの診断が思いもよらない「腫瘍の再発」でした。私も文章を見ちゃったあまり詳しくは覚えていませんが、なんだか前にも見たことがあるような文面がずらずらと書いてあり、『~の結果、前の病変(セメント質骨形成線維腫)の再発』みたいな感じで、くくってありました

口腔外科の主治医が慌ててCTフィルムを見て、「今日時間ある?ちょっと待ってて。」と言い、CTフィルムや過去の写真など一式抱えて、そのまま私を診察室に残したまま、放射線科に行ってしまいました。

主治医が戻って来た途端、「ごめん、今から腸骨見せて。」と言われ、そのまま奥の個室で見せました。まさか腸骨を見せるとは思わず、その日はワンピースだったので、恥ずかしかったですでもタオルを掛けてくれたけれどね

そして主治医から、「難しんだよね。あなたの場合、手術を違う病院(前のS病院)でやったからすぐに判断できないんだけど…」とぶつぶつ言われ、「腸骨どうやって手術したか説明あった?」とものすごく真剣に聞かれました

「腸骨に関してあまり説明がなかったので、よくはわかりませんが、たぶん海面骨?を使用したと思います。」と答えると、「触った感じはブロックで切除している感じなんだけど、吸収性のプレートを使っているから、海面骨なのかな!?」って感じで黙ってしまいました

普段、黙り込んでしまうことが少ない先生なので、この沈黙がすごく長く長く感じました

再発疑惑②に続く。